2011年11月 のアーカイブ | 競馬予想メルマガ検証!競馬投資の極意とは?(競馬の錬金術師)

マイルチャンピオンシップ、ここ最近の5年間は、一番人気が連対していますからね。今年の一番人気は!?

ここ10年間のマイルチャンピオンシップの人気別連対率、3着以内率をみると、

やはり、上位人気馬が、強いですね。今年の一番人気は、どの馬になるのかな・・・。

リディルでしょうか?

 

1番人気 (4,2,0,2) 連対率60%、3着以内率60%

2番人気 (0,2,2,6) 連対率60%、3着以内率40%

3番人気 (1,2,0,7) 連対率30%、3着以内率30%

4番人気 (2,3,0,5) 連対率50%、3着以内率50%

5番人気 (1,0,2,7) 連対率10%、3着以内率10%

グランプリボス

グランプリボス

英字表記	Grand Prix Boss
性別	牡
毛色	鹿毛
生誕	2008年3月28日(3歳)
登録日	2010年7月22日
父	サクラバクシンオー
母	ロージーミスト
母の父	サンデーサイレンス
生国	 日本(北海道安平町)
生産	ノーザンファーム
馬主	株式会社グランプリ
調教師	矢作芳人(栗東)
調教助手	渋田康弘
厩務員	久保公二
競走成績
生涯成績	9戦4勝
獲得賞金	2億3505万5000円
勝ち鞍	GI:朝日杯フューチュリティステークス(2010年)
NHKマイルカップ(2011年)
GII:デイリー杯2歳ステークス(2010年)

グランプリボスの主な勝ち鞍は2010年の朝日杯フューチュリティステークス、2011年のNHKマイルカップ。

グランプリボス 経歴

グランプリボス デビュー前
2008年、「ロージーミストの2008」の名でセレクトセールに出され、株式会社グランプリが2700万円(消費税別)で落札、購買。ノーザンファーム空港牧場で育成調教される。

グランプリボス 2歳
2010年8月14日、札幌競馬場の2歳新馬戦で岩田康誠を鞍上に迎えてデビュー、6番人気の評価であったものの新馬戦で勝利した。その後、10月16日のデイリー杯2歳ステークスでは鞍上に四位洋文を迎え3番人気になるものの後の阪神ジュベナイルフィリーズ勝ち馬のレーヴディソールに1秒3差の7着に敗れた。3戦目には11月13日の京王杯2歳ステークスでは鞍上にミルコ・デムーロを迎えた。7番人気にまで人気を落とすものの、リアルインパクトに4分の3馬身をつけ勝利した。2歳の頂点を決める12月19日の朝日杯フューチュリティステークスでは再び鞍上にデムーロを配し、単勝5番人気で出走。道中は中団の馬群でレースを進め、直線では外に持ち出すとそのまま伸びて内の馬をかわして1着入線。直線での斜行が審議対象とされたが、そのまま順位確定となり勝利を収めた。矢作調教師はGI初勝利となった。この勝利により、この年のJRA賞最優秀2歳牡馬に選出されている。

グランプリボス 3歳
2011年3月26日のスプリングステークスに出走、4番手で追走し4コーナーで先頭に立って直線に向かったが、伸びず4着に終わった。レース後、陣営は距離適性を考慮して皐月賞を回避し、NHKマイルカップを最大目標に定め[4]、4月9日のニュージーランドトロフィーに出走した。4~5番手追走から脚を伸ばしたがエイシンオスマンの3着だった。5月8日のNHKマイルカップは鞍上がクレイグ・ウィリアムズに乗り替わり、1番人気で出走。中団前目7番手で折り合ってレースを進め、直線では馬群の外に持ち出してから伸びると、残り100m付近で一気に抜け出して勝利。GI2勝目を挙げた。JRA賞最優秀2歳牡馬がNHKマイルカップを制したのは同馬が初めて。NHKマイルカップ後はイギリスに遠征し、6月14日にアスコット競馬場で行われるセントジェームズパレスステークスに出走した。レースでは道中2~3番手に付けるも、直線で後退し8着に終わった[5]。秋緒戦となったスワンステークスでは中団で待機するも直線で伸びを欠き8着。

グランプリボス 競走成績
競走日	競馬場	競走名	格	距離(馬場)	頭数	枠番	馬番	オッズ(人気)	着順	タイム(上り3F)	着差	騎手	斤量[kg]	  1着馬(2着馬)
2010.8.14	札幌	2歳新馬		芝1500m(良)	12	7	9	11.3(6人)	1着	1:29.5(35.1)	-0.1	岩田康誠	54	(オールアズワン)
10.16	京都	デイリー杯2歳S	GII	芝1600m(良)	12	5	5	6.4(3人)	7着	1:34.9(35.7)	1.3	四位洋文	55	レーヴディソール
11.13	東京	京王杯2歳S	GII	芝1400m(良)	15	4	6	12.3(7人)	1着	1:21.8(33.7)	-0.1	M.デムーロ	55	(リアルインパクト)
12.19	中山	朝日杯FS	GI	芝1600m(良)	16	6	11	14.6(5人)	1着	1:33.9(34.5)	-0.1	M.デムーロ	55	(リアルインパクト)
2011.3.26	阪神	スプリングS	GII	芝1800m(良)	18	6	11	6.1(5人)	4着	1:46.6(35.0)	0.2	岩田康誠	56	オルフェーヴル
4.9	阪神	ニュージーランドT	GII	芝1600m(良)	18	2	4	2.3(1人)	3着	1:34.7(33.8)	0.2	藤岡佑介	56	エイシンオスマン
5.8	東京	NHKマイルC	GI	芝1600m(良)	18	7	13	4.6(1人)	1着	1:32.2(34.0)	-0.2	C.ウィリアムズ	57	(コティリオン)
6.14	英国	St.JPステークス	G1	芝1600m(良)	9	6	5		8着			M.デムーロ	57	Frankel
※1 セントジェームズパレスステークスでの距離(8ハロン)はメートル、負担重量(126ポンド)はキログラムにそれぞれ換算。
※2 競走成績は2011年6月14日現在。

グランプリボス 血統表
グランプリボスの血統 (テスコボーイ系/Nasrullah6.25% 5×5)
父

サクラバクシンオー
1989 鹿毛	サクラユタカオー
1982 栗毛	*テスコボーイ
Tesco Boy	Princely Gift
Suncourt
アンジェリカ	*ネヴァービート
スターハイネス
サクラハゴロモ
1984 鹿毛	*ノーザンテースト
Northern Taste	Northern Dancer
Lady Victoria
*クリアアンバー
Clear Amber	Ambiopoise
One Clear Call
母

ロージーミスト
1997 黒鹿毛	*サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿毛	Halo	Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well	Understanding
Mountain Flower
*ビューティフルベーシック
Beautiful Basic
1989 栗毛	Secretatiat	Bold Ruler
Somethingroyal
Nervous Pillow	Nervous Energy
Fathers Pillow F-No.8-c

グランプリボス 主な近親
目立った活躍馬が輩出されている牝系ではなく、グランプリボスが朝日杯を制した時点で、既に母ロージーミストは生産牧場から売却されていた。
母ロージーミストは1勝。
祖母ビューティフルベーシックの全姉にFine spirit(ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルフィリーズ3着)がいる。
4代母Fathers Pillowからは、同馬を3代母としてもつAmerican spirit(G3ボールドウィンステークス)が輩出されている。

リディル

リディル

英字表記	Ridill
性別	牡
毛色	栗毛
生誕	2007年5月8日(4歳)
登録日	2009年7月16日
父	アグネスタキオン
母	エリモピクシー
母の父	ダンシングブレーヴ
生国	 日本(北海道新冠町)
生産	ノースヒルズマネジメント
馬主	前田幸治
調教師	橋口弘次郎(栗東)
競走成績
生涯成績	10戦5勝
獲得賞金	1億6557万1000円

リディルの主な勝ち鞍は2009年のデイリー杯2歳ステークス、2011年のスワンステークス。
馬名の由来は北欧神話に出てくる剣名リジルから。母はエリモシックの全妹で現役時代7勝を挙げたエリモピクシー。

リディル 経歴

リディル 2009年(2歳)- 2010年(3歳)
2009年8月23日に小倉競馬場の新馬戦(芝1800m)でデビュー。2番人気の支持を受けたが、パドックで馬っ気を出すなどし、7着に終わる。鞍上に小牧太を迎えての未勝利戦では、やや評価を落とした2番人気ながらも好位から抜け出し初勝利を挙げる。
3戦目は10月17日のデイリー杯2歳ステークスに出走し1番人気に支持される。レースでは直線大外からの末脚(上がり3F33秒8)で、ゴール前でエイシンアポロンを捕らえ重賞初制覇。次走は朝日杯フューチュリティステークスを予定していたが、11月13日に放牧先の鳥取県・大山ヒルズで左第1趾骨複骨折を発症し、11月16日に栗東トレーニングセンター競走馬診療所で螺子固定術による整復手術が行われた。全治まで1年以上かかり、2010年を棒に振った。

リディル 2011年(4歳)
ニューイヤーステークスに登録を行ったものの除外され、白富士ステークスで復帰し2着、洛陽ステークスでも2着となった。大阪杯では先団を追走したが直線で伸びあぐねて8着に終わった。谷川岳ステークスでは3番手に付けると、残り400mあたりで先頭に立ち後続の追撃を振り切って勝利した。次走の安田記念では中団追走も直線で伸び切れず7着に終わった。米子ステークスでは好スタートから押し出されるように先頭に立つが、3番手に下げると直線で前を捕らえ、最後に大外から伸びたスピリタスを3/4馬身差しのぎ勝利した。スワンステークスでは道中好位を追走すると、直線で逃げ粘るジョーカプチーノを捕らえ1馬身1/4差をつけて快勝した。

リディル 競走成績
競走日	競馬場	競走名	格	距離(馬場)	頭数	枠番	馬番	オッズ(人気)	着順	タイム(上り3F)	着差	騎手	斤量	1着馬(2着馬)
2009.8.23	小倉	2歳新馬		芝1800m(良)	12	6	8	4.5(2人)	7着	1:51.0(35.4)	0.8	幸英明	54kg	リルダヴァル
9.13	阪神	2歳未勝利		芝1600m(稍)	16	1	2	6.8(2人)	1着	1:34.8(34.6)	-0.3	小牧太	54kg	(フォースフルバイオ)
10.17	京都	デイリー杯2歳S	JpnII	芝1600m(良)	13	4	5	2.9(1人)	1着	1:33.7(33.8)	-0.0	小牧太	55kg	(エイシンアポロン)
2011.1.29	東京	白富士S	OP	芝2000m(良)	10	6	6	6.2(3人)	2着	2:01.1(33.3)	0.0	内田博幸	55kg	カリバーン
2.20	京都	洛陽S	OP	芝1600m(稍)	16	3	6	1.7(1人)	2着	1:35.3(36.4)	0.7	小牧太	56kg	キングストリート
4.3	阪神	大阪杯	GII	芝2000m(良)	15	2	2	13.9(6人)	8着	1:58.6(35.4)	0.8	武豊	57kg	ヒルノダムール
5.1	新潟	谷川岳S	OP	芝1600m(稍)	15	7	12	3.0(1人)	1着	1:32.8(34.1)	-0.2	中舘英二	56kg	(スズジュピター)
6.5	東京	安田記念	GI	芝1600m(良)	18	5	10	34.2(12人)	7着	1:32.3(34.3)	0.3	中舘英二	58kg	リアルインパクト
7.3	京都	米子S	OP	芝1600m(良)	11	6	7	1.5(1人)	1着	1:33.3(33.3)	-0.1	小牧太	56kg	(スピリタス)
10.29	京都	スワンS	GII	芝1400m(良)	18	1	2	3.1(1人)	1着	1:19.4(33.6)	-0.2	小牧太	57kg	(ジョーカプチーノ)

リディル 血統
リディルの血統 サンデーサイレンス系/5代目までに生じたクロスなし
父

アグネスタキオン
1998 栗毛	*サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿毛	Halo	Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well	Understanding
Mountain Flower
アグネスフローラ
1987 鹿毛	*ロイヤルスキー	Raja Baba
Coz o'Nijinsky
アグネスレディー	*リマンド
イコマエイカン
母

エリモピクシー
1998 鹿毛	*ダンシングブレーヴ
Dancing Brave
1983 鹿毛	Lyphard	Northern Dancer
Goofed
Navajo Princess	Drone
Olmec
エリモシューテング
1984 黒鹿毛	*テスコボーイ	Princely Gift
Suncourt
デプグリーフ	Vaguely Noble
*デプス
母の全姉にエリザベス女王杯を制したエリモシックがいる。
半弟に2011年デイリー杯2歳ステークスを勝ったクラレント(父ダンスインザダーク)がいる。

デュランダル

デュランダル


英字表記	Durandal
品種	サラブレッド
性別	牡
毛色	栗毛
生誕	1999年5月25日
父	サンデーサイレンス
母	サワヤカプリンセス
生国	 日本(北海道千歳市)
生産	社台ファーム
馬主	吉田照哉
調教師	坂口正大(栗東)
調教助手	福留健一
厩務員	和田裕一
競走成績
生涯成績	18戦8勝2着4回
(うち日本国外1戦0勝)
獲得賞金	5億943万200円
(うち日本国外619万8200円)

デュランダル(英: Durandal、香港表記:多旺達)とは、日本の競走馬、種牡馬である。馬群の大外から伸びてくる豪快な末脚を武器とし、世代交代の激しい短距離界において約3年にわたりトップに君臨し続けた。2003年・2004年と2年連続で中央競馬の最優秀短距離馬に選出。競走馬名の由来は、中世の叙事詩『ローランの歌』のなかで主人公の英雄ローランが使う聖剣の名デュランダル。全兄に中日スポーツ賞4歳ステークス優勝馬サイキョウサンデーがいる。父サンデーサイレンスで母の父がノーザンテーストという血統で初のGI馬である。

デュランダル 競走馬時代
母と兄姉はいずれも短距離戦を中心に活躍しており、デビュー前から短距離路線での活躍が期待されていた。2001年12月に競走馬としてデビュー。1番人気(単勝オッズ1.4倍)に応えて優勝した。その後脚部不安(骨瘤)を発症する兆候を見せたため休養がとられ、翌2002年8月に復帰(結果は2着)。その後条件戦を3連勝した。その後は重賞では力が及ばなかったものの2003年1月にオープン特別のニューイヤーステークスを優勝した。
同年3月の中山記念で9着に敗れたあと休養に入り、9月のセントウルステークスで復帰。出走馬中最速の上がりをみせ3着になった。このあと調教師の坂口正大はオープン特別のポートアイランドステークスに出走させる計画を立てていたが、セントウルステークスで騎乗した池添謙一の進言を受けてGIスプリンターズステークスへの出走を決定した。レースでは最後方からレースを進め、直線でビリーヴをハナ差(約15センチメートル)交わして優勝[1]。重賞およびGI初制覇を達成した。レース後、陣営は前年10着に敗れたマイルチャンピオンシップへの出走を決定。調教師の坂口いわく、馬の実力と1600メートルという距離への不安を抱えての出走であったが、このレースでも後方から直線で一気に他馬を差し切って優勝した。スプリンターズステークス、マイルチャンピオンシップの連勝が評価され、デュランダルは2003年のJRA賞最優秀短距離馬に選出された。
2004年、デュランダルは裂蹄を発症[2]し、ステップレースを経ることなく、GI高松宮記念に出走。初の左回りコースや休養明けという不安材料がありながらも1番人気に支持された。レースでは後方から直線で追い込むも、サニングデールにクビ差及ばず2着に敗れた。レース後陣営は安田記念出走を目指したがレース1か月前に裂蹄を発症し、出走は断念された[3]。
秋に入り、高松宮記念以来約6か月のブランクを経てスプリンターズステークスに出走。レース当日の馬場状態は追い込み馬に不利とされる重馬場となり、デュランダルは最後方から出走馬中最速の上がりを見せたものの逃げたカルストンライトオを交わすことができず、2着に敗れた。続いてマイルチャンピオンシップに出走。後方待機から出走馬中唯一3ハロン33秒台の上がりを繰り出して優勝し、同レース連覇を達成した。このあとデュランダルは香港の沙田競馬場で行われた香港マイルに招待され出走したが、レース当日に主催者が大量の水を馬場に散布する行動をとったため、デュランダルに極めて不利な馬場状態が形成され[4]、結果5着に敗れた。この年、デュランダルは短距離GIでの安定した成績が評価され、2年連続でJRA賞最優秀短距離馬に選出された。
2005年、デュランダルは馬にとって致命的な疾病の一つである蹄葉炎を発症。競走生活の続行は不可能とされたが懸命の治療の結果、10月のスプリンターズステークスで復帰。レースでは後方待機から生涯最速の上がり3ハロン32秒7の末脚を繰り出したが、サイレントウィットネスに及ばずの2着に敗れた。その後史上初の日本中央競馬会 (JRA) 主催の同一GI3連覇をかけてマイルチャンピオンシップに出走、圧倒的な1番人気に推されたが、出走馬中最速の上がりを記録したもののハットトリックの8着に敗れた。このレースを最後に競走馬を引退し、社台スタリオンステーションにて種牡馬となった。

デュランダル 競走成績
年月日	競馬場	競走名	格	頭
数	枠
番	馬
番	オッズ
(人気)	着順	騎手	斤
量	距離(馬場)	タイム
(上り3F)	タイム
差	勝ち馬/(2着馬)
2001.	12.	8	阪神	2歳新馬		12	8	13	1.4(1人)	1着	武豊	54	芝1200m(良)	1.10.2 (34.7)	-0.2	(ホクセツクィーン)
2002.	8.	10	小倉	有田特別		11	7	8	4.7(2人)	2着	福永祐一	54	芝1200m(良)	1.08.7 (34.8)	0.3	マンデームスメ
8.	25	小倉	筑紫特別		9	5	5	1.5(1人)	1着	河内洋	54	芝1200m(良)	1.08.9 (34.9)	-0.3	(ワンダージョリー)
9.	22	阪神	ムーンライトH		12	6	5	1.4(1人)	1着	武豊	55	芝1600m(良)	1.35.4 (33.6)	0.0	(ビルアンドクー)
10.	27	中山	白秋S		14	3	4	1.7(1人)	1着	武豊	55	芝1200m(良)	1.07.8 (33.3)	0.0	(キーンランドスワン)
11.	7	京都	マイルCS	GI	18	4	7	19.5(7人)	10着	四位洋文	56	芝1600m(良)	1.33.3 (34.1)	0.5	トウカイポイント
12.	14	中山	ディセンバーS	OP	10	8	7	6.7(3人)	4着	蛯名正義	55	芝1800m(良)	1.47.5 (34.8)	0.7	ローエングリン
2003.	1.	18	中山	ニューイヤーS	OP	11	1	1	2.0(1人)	1着	蛯名正義	54	芝1600m(良)	1.33.1 (34.3)	-0.1	(カオリジョバンニ)
3.	2	中山	中山記念	GII	12	8	12	12.8(5人)	9着	柴田善臣	57	芝1800m(重)	1.50.2 (37.3)	2.6	ローエングリン
9.	14	阪神	セントウルS	GIII	13	7	10	15.8(4人)	3着	池添謙一	56	芝1200m(良)	1.08.0 (33.3)	0.2	テンシノキセキ
10.	5	中山	スプリンターズS	GI	15	5	8	8.1(5人)	1着	池添謙一	57	芝1200m(良)	1.08.0 (33.1)	0.0	(ビリーヴ)
11.	23	京都	マイルCS	GI	18	6	11	8.1(5人)	1着	池添謙一	57	芝1600m(良)	1.33.3 (33.5)	-0.1	(ファインモーション)
2004.	3.	28	中京	高松宮記念	GI	18	4	8	3.6(1人)	2着	池添謙一	57	芝1200m(良)	1.07.9 (33.6)	0.0	サニングデール
10.	3	中山	スプリンターズS	GI	16	1	1	4.6(2人)	2着	池添謙一	57	芝1200m(不)	1.10.6 (35.8)	0.7	カルストンライトオ
11.	21	京都	マイルCS	GI	16	4	7	2.7(1人)	1着	池添謙一	57	芝1600m(良)	1.33.0 (33.7)	-0.3	(ダンスインザムード)
12.	11	沙田	香港マイル	GI	14		10	- (1人)	5着	池添謙一	57	芝1600m(良)	1.34.8(不明)	0.2	Firebreak
2005.	10.	2	中山	スプリンターズS	GI	16	2	4	3.8(2人)	2着	池添謙一	57	芝1200m(良)	1.07.5 (32.7)	0.2	サイレントウィットネス
11.	20	京都	マイルCS	GI	17	7	14	1.5(1人)	8着	池添謙一	57	芝1600m(良)	1.32.5 (33.2)	0.4	ハットトリック

デュランダル 種牡馬時代
2006年から社台スタリオンステーションにて供用が開始され、初年度は種付け料250万円で171頭に種付けを行った。
2007年には種付け頭数が70頭に落ち込んだが、初年度の2007年産駒の評判がよく、同年のセレクトセールに15頭上場され、13頭が落札されるという優秀な成績を挙げている。最高価格はフランスのG2・アスタルテ賞勝ち馬ミスベルベールを母に持つ牡馬(=ダノンシュナップス)で、7,000万円にて(株)ダノックスが落札している。ほかにも母ウエスタンワールドの牡馬(=ダノンボルケーノ)が6,100万円、母デローベの牡馬(=カレンパッキャオ)が5,000万円で落札された[5]。2008年には産駒のデビューを待たずふたたび種付け頭数が増加し、200頭を超える種付けをこなした。
2009年に初年度産駒が競走馬デビュー。その一頭であるジュエルオブナイルが小倉2歳ステークスに勝利し、産駒の重賞初勝利となった。
2010年の種付けシーズン終了後、ブリーダーズ・スタリオン・ステーションに移動。翌2011年から同スタリオンで供用されている[6]。同年の種付け料は受胎条件100万円、出生条件150万円。
自身は短距離〜マイル路線で活躍したが、中距離で活躍する産駒も輩出している。2011年5月にはエリンコートが芝2400メートルの優駿牝馬で産駒初のGIを制覇した。

デュランダル 年度別種牡馬成績(中央+地方)
年	出走	勝利	順位	AEI	収得賞金
頭数	回数	頭数	回数
2009年	48	144	9	11	101	0.86	1億6728万7000円
2010年	108	747	52	79	42	1.15	4億9713万6000円
2010年終了時点。

デュランダル おもな産駒
2007年産
ジュエルオブナイル(小倉2歳ステークス)
2008年産
エリンコート(優駿牝馬)

デュランダル 特徴
レーススタイル
デュランダルは非常に気性が荒く、ゲート内で落ち着きを保てずスタートがうまく切れない傾向があった。3歳時に騎乗した武豊が調教師の坂口に「この馬は後ろから行って大外を回った方が走る」と進言したこともあり、以降馬群の大外を回って追い込むレーススタイルが定着した。
蹄鉄
デュランダルは生まれつき蹄が弱く[7]、装蹄にはエクイロックスと呼ばれる樹脂で蹄を覆ってから、釘を使わずに蹄鉄を装着する技法が採用された。同様の技法を用いて装蹄がなされた競走馬にはディープインパクト、プリモディーネなどがいる。

デュランダル 血統表
デュランダルの血統 (サンデーサイレンス系(ヘイルトゥリーズン系)/(Almahmoud 4×5=9.38%、Lady Angela 5×4=9.38%))
父

* サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿毛	Halo
1969 黒鹿毛	Hail to Reason
1958 黒鹿毛	Turn-to
Nothirdchance
Cosmah
1953 鹿毛	Cosmic Bomb
Almahmoud
Wishing Well
1975 鹿毛	Understanding
1963 栗毛	Promised Land
Pretty Ways
Mountain Flower
1964 鹿毛	Montparnasse
Edelweiss
母

サワヤカプリンセス
1986 栗毛	* ノーザンテースト
Northen Taste
1971 栗毛	Northern Dancer	Nearctic
Natalma
Lady Victoria	Victoria Park
Lady Angela
* スコッチプリンセス
Scotch Princess
1970 栗毛	Creme Dela Creme	Olympia
Judy Rullah
Meadow Saffron	High Perch
Meadow Music F-No.11-f

デュランダル 血統背景
サンデーサイレンスにノーザンテーストを父に持つ牝馬を掛け合わせるという配合は、日本中央競馬会 (JRA) に登録された競走馬だけでも186頭いるように、数多く試みられてきたが、GIを勝つ産駒が出現せず、この配合の馬で初めてGIを勝ったのが本馬である。

デュランダル 脚注
^ なお、最後の直線で最後方の位置取りからスプリンターズステークスを優勝したのはデュランダルが初めてである。
^ デュランダルの蹄は薄く、表層部に亀裂を生じやすい構造をしていた。調教師の坂口いわく、これはデュランダルの近親馬に共通する傾向であった。
^ その脚質、距離適性から安田記念は絶好の舞台と言われていたが、結局一度も出走は叶わなかった。
^ 騎乗した池添は、同年のスプリンターズステークスのときよりも悪い馬場状態だったとしている。
^ 2007年セレクトセール結果による。金額は消費税抜き価格。
^ ディープインパクトは1000万円、社台SSの2011年種付条件が決定
^ 調教師の坂口いわく、栗毛で蹄の白い近親馬にも同様の傾向があった。

ハットトリック

ハットトリック 

2005年10月9日 東京競馬場 毎日王冠
英字表記	Hat trick
性別	牡
毛色	青鹿毛
生誕	2001年4月26日
父	サンデーサイレンス
母	トリッキーコード
母の父	Lost Code
生国	 日本(北海道追分町)
生産	追分ファーム
馬主	(有)キャロットファーム
調教師	清水美波(美浦北)
→角居勝彦(栗東)
競走成績
生涯成績	21戦8勝
獲得賞金	2億3159万円(国内)
1億546万100円(海外)

ハットトリック(英: Hat trick、中: 三連冠)は、日本出身の競走馬である。現在はアメリカ合衆国や南アフリカで種牡馬として供用されている。主な勝ち鞍に2005年の香港マイル、マイルチャンピオンシップがある。馬主のキャロットファームに重賞初制覇をもたらした。
馬名は、サッカー用語で、1人の選手が1試合で、3得点以上を挙げることを意味する、ハットトリックから来ている。

ハットトリック 戦績
2004年5月8日、東京競馬の未勝利戦(芝1600m)で柴田善臣を背にデビューし、2馬身差で勝利。続く500万下条件戦の牡丹賞も勝ち、7月のラジオたんぱ賞(GIII、芝1800m)で重賞初挑戦。2番人気に推されたが、9着に大敗する。その後、夏場の休養と転厩をはさみ、鞍上も武豊に乗り代わって自己条件のナリタブライアンメモリアル(1000万下条件戦)を快勝、続く清水ステークス(1600万下条件戦)も勝って、オープン入りを果たす。
年が明けた2005年の京都金杯(GIII、芝1600m)で1番人気に応え重賞初制覇。続く東京新聞杯(GIII、芝1600m)も勝って重賞連覇を果たした。その後、マイラーズカップで9着と敗れると、安田記念、毎日王冠、天皇賞(秋)と掲示板にあがることも無く、苦戦を続けたが、名手オリビエ・ペリエを背にマイルチャンピオンシップを制覇、GIウィナーとなり、さらに冬の香港マイルでは大外から差し切り、海外GIを制した。そしてこのマイル戦4勝が評価され、同年のJRA賞最優秀短距離馬を受賞した。なお、馬名がサッカー用語のためサッカーボーイの産駒と勘違いされたのか、最優秀父内国産馬部門でも同馬への無効票2票が投票された。
2006年初戦は中山記念であったが12頭立ての11着と大敗を喫してしまう。そして2度目の海外遠征を行い、ドバイデューティーフリーに出走する。安田記念で敗れたアサクサデンエンには先着するが、それでも15頭立ての12着と完敗した。 さらに日本帰国後の安田記念では直線で躓く不利もあり、13着と大敗した。そして次の宝塚記念ではいつもより先行しての競馬を見せるが直線で伸びきれず7着に敗れた。さらに続く毎日王冠では12着、天皇賞(秋)では8着、マイルチャンピオンシップでも8着と敗れ、この年は一度も掲示板に載ることなく一年を終えた。
2007年、休養を挟んで出走したマイラーズカップでは、直線で追い上げるも6着どまりだった。その後、安田記念を目指して調整を重ねていたが、アメリカの、ウォルマックファームなどの、海外からの種牡馬としてのスタッドインへの要請のオファーに、馬主のキャロットファームが応じ、5月8日に現役引退を発表、米国と南半球を半年ごとに行き来するシャトル種牡馬として第2の生活がスタートすることになった。
通算で8勝を挙げたが、勝ったレース以外は全て掲示板を外しており、二桁着順も5回記録するなど極端な成績を残している。

ハットトリック 種牡馬時代
2008年からアメリカ・ケンタッキー州レキシントン近郊のウォルマックファームで種牡馬入りし、初年度種付料は1万5000ドル(約170万円)。ここを拠点にシャトル種牡馬として、オーストラリアのインディペンデントスタリオンズでも繋養されている。種付料は1万6500豪ドル(約100万円)。2009年には初年度産駒が誕生した。又、同年の3月からはアルゼンチンのエルマリン牧場でも半年間のシャトル種牡馬として繋養生活を送っていたが、2010年の秋にウォルマックファームへ帰国した。
2011年に初年度産駒がデビュー。その中からフランスの持ち込み馬として生まれたDabirsimが仏G3カブール賞を制して産駒重賞初勝利。さらには仏G1モルニ賞も制し、産駒によるG1初勝利を挙げるなど、この年G1競走を2勝した。
この活躍を受け、リファールなど数々の名種牡馬を繋養してきた有力牧場のゲインズウェイファームに売却され、2012年から供用される。前所有者のウォルマックファームは種付け権の最大保有者という形で関与していくことになった[1]。

ハットトリック 主な産駒
2009年産
Dabirsim(ダビルシム) - モルニ賞、ジャンリュックラガルデール賞

ハットトリック 血統表
ハットトリックの血統 (サンデーサイレンス系(ヘイルトゥリーズン系)/アウトクロス)
父

*サンデーサイレンス
Sunday Silence 1986
青鹿毛 アメリカ	Halo 1969
黒鹿毛 アメリカ	Hail to Reason	Turn-to
Nothirdchance
Cosmah	Cosmic Bomb
Almahmoud
Wishing Well 1975
鹿毛 アメリカ	Understanding	Promised Land
Pretty Ways
Mountain Flower	Montparnasse
Edelweiss
母

*トリッキーコード
Tricky Code 1991
青鹿毛 アメリカ	Lost Code 1984
黒鹿毛 アメリカ	Codex	Arts and Letters
Roundup Rose
Loss or Gain	Ack Ack
Gain or Loss
Dam Clever 1985
黒鹿毛	Damascus	Sword Dancer
Kerala
Clever Bird	Swoon's Son
Sally Catbird F-No.1-o

ダイワメジャー

ダイワメジャー


2005年10月9日 東京競馬場
現役期間	2004年 - 2007年
英字表記	Daiwa Major
性別	牡
毛色	栗毛
生誕	2001年4月8日
抹消日	2007年12月26日
父	サンデーサイレンス
母	スカーレットブーケ
母の父	ノーザンテースト
生国	 日本(北海道千歳市)
生産	社台ファーム
馬主	大和商事(株)
→大城敬三
調教師	上原博之(美浦)
厩務員	大場保
主戦騎手	菊沢隆徳
→ミルコ・デムーロ
→柴田善臣
→横山典弘
→安藤勝己
競走成績
生涯成績	27戦9勝(日本)
1戦0勝(海外)
獲得賞金	10億223万円(日本)
5958万900円(海外)
WTRR	T/M 121(2007年)
T/I 119(2006年)
T/L 115(2007年)
勝ち鞍	GI:皐月賞(2004年)
天皇賞(秋)(2006年)
マイルチャンピオンシップ(2006年、2007年)
安田記念(2007年)
GIIマイラーズカップ(2006年)
毎日王冠(2006年)
GIII:ダービー卿チャレンジトロフィー(2005年)

ダイワメジャー(Daiwa Mejor)は、日本の元競走馬で、現在種牡馬である。2004年の皐月賞、2006年の天皇賞(秋)、マイルチャンピオンシップ、2007年の安田記念、マイルチャンピオンシップに勝利した。

ダイワメジャー 戦歴

ダイワメジャー 2歳
デビュー戦は2003年12月28日の中山第4競走(2歳新馬・芝1600m)。1番人気に支持されるもモンスターロードにクビ差の2着だった。このとき、レース前のパドックで座ってしまうという前代未聞の出来事を起こした。そのことについて、調教師の上原は「緊張のあまりお腹が痛くなり、立っていることができなくなったから。主催者側から出走を取消すことも提案されたが、以後のことを考え出走させた。この馬はトレセン内の知らないところに連れて行かれただけで、下痢をしてしまうほど神経質な性格だ」と後日、グリーンチャンネルで述べた。

ダイワメジャー 3歳
初勝利は2004年1月17日の中山第3競走(3歳未勝利・ダート1800m)。2着のフサイチバルドルに9馬身差をつけての勝利だった。そして、平場の条件戦(ダート1800m)4着の後、スプリングステークスに1勝馬ながら出走、11番人気の低評価ではあったが3着に入り、皐月賞の優先出走権を手にした。皐月賞では1勝馬ということもあり、またも10番人気という低評価に甘んじたが、前年に同競走をネオユニヴァースで制したミルコ・デムーロが騎乗し、1番人気に推されたホッカイドウ競馬所属の地方馬コスモバルクを抑えて1着となり、初の重賞制覇がGIとなった。なお、レース前に『マイネル&コスモ軍団総帥』として知られるサラブレッドクラブ・ラフィアン代表の岡田繁幸が「(コスモバルクに)勝つとしたらこの馬」と指名していた。ダイワメジャーの皐月賞優勝は母の父にノーザンテーストを持つサンデーサイレンス産駒にとって唯一のクラシック制覇であった。続く東京優駿(日本ダービー)ではキングカメハメハの6着に敗れた。
同年秋は柴田善臣とのコンビでオールカマーから始動したが、9頭立ての9着に終わる。続く天皇賞(秋)も17頭立ての17着と、2戦続けての最下位に終わる。敗因は春先から兆候が出ており、二冠馬タニノムーティエやゴールドアリュール、ハーツクライなどが引退に追い込まれた「ノド鳴り」とも呼ばれる喘鳴症であった。天皇賞後、手術を受けるために長期休養に入る。
ダイワメジャー 4歳
翌2005年4月3日、6カ月の休養を経て出走したダービー卿チャレンジトロフィーは芝1600mを1分32秒3の好タイムで制する。その後、安田記念のステップレースとしては距離が短いとして京王杯スプリングカップには出走せず安田記念に直行したが8着に敗れた。
夏の関屋記念では鞍上に横山典弘を迎えて出走したが、サイドワインダーの前に2着。秋初戦の毎日王冠は5着。賞金が足りなかったためにこの年の天皇賞(秋)は除外される。クリストフ・ルメールが騎乗したマイルチャンピオンシップでは、先行し抜け出したところをハットトリックに強襲され、ハナ差の2着になった。

ダイワメジャー 5歳
2006年10月29日 第134回天皇賞(秋)
2006年2月26日の中山記念では、ミルコ・デムーロと日本ダービー以来となるコンビを組んだが、バランスオブゲームの前にまたも2着。しかし次走のマイラーズカップでは、安藤勝己との初コンビで約1年ぶりの勝利を飾った。そして次の安田記念では左回りの競馬場が苦手といわれていたが4着と健闘した。続いての宝塚記念では騎乗予定だった安藤勝己が騎乗停止処分を受け、四位洋文に乗り替わりになる上に、4枠4番の4番人気で4着と4づくしを演じた。
秋は毎日王冠から始動。GI優勝馬が6頭という強豪ぞろいのなか接戦の末、勝利を収める。続く天皇賞(秋)は4番人気だったがスウィフトカレントに1/2馬身差をつけて勝利し、2度目のGI制覇となった。2年半ぶりのGI制覇は、歴代で3番目に長い間隔であり、皐月賞優勝後、5歳時に天皇賞(秋)に優勝したのは1988年、1990年のヤエノムテキと共通している(ただし、ヤエノムテキの優勝した皐月賞は東京競馬場での代替開催であった)。さらに、続けて挑んだマイルチャンピオンシップでもダンスインザムードらを相手に1番人気で勝利、重賞3連勝を飾った。なお、同一年の天皇賞(秋)とマイルチャンピオンシップの勝利は、ニッポーテイオーが1987年に達成して以来19年振りであった。次のレースは有馬記念。それまで唯一出走した長距離戦の日本ダービーでは着外に敗れていることから2500mという長距離レースは不適と思われていたが、近走のレース振りや、過去オグリキャップなどのマイル・中距離馬の好走例があることなどから陣営が出走を決め、ディープインパクトの3着と好走した。翌25日には秋の好走を評価され、東京競馬記者クラブから2006年度東京競馬記者クラブ賞に選出され、同年のJRA賞最優秀短距離馬に選ばれた。

ダイワメジャー 6歳
2007年は初の海外遠征で始動。ドバイデューティーフリーに出走し、いつものように先行策をとった。直線で早めに先頭に立つが、終始外を回らされたのが響いたのか、後方から追い込んできたアドマイヤムーンなどに交わされ3着に敗れた。日本に戻り、次の安田記念はスズカフェニックスに続く2番人気に支持される。レースでは先頭集団を見るような形で終始内側を走り、最後の直線で徐々に順位を上げてゆき、ゴール手前で逃げていたコンゴウリキシオーをクビ差で差し切り、安田記念3度目の挑戦にして悲願の初制覇を成し遂げた。前残りが多かったこの日の馬場を考え、丁寧にラチ沿いを走らせてロスを防いだ上、鞭を一発も入れずに腕の扱きだけで追った安藤の好騎乗も光った。また、この勝利でサンデーサイレンス産駒の安田記念初制覇も成し遂げた。また、皐月賞馬が6歳時にGIに優勝したのも初めてのことであるなど、記録ずくしの勝利であった。続いて第48回宝塚記念に出走。史上初の安田記念→宝塚記念制覇が期待され5番人気に支持されたが、馬体重が516kgと16kg減ったのが響き12着に大敗した。神経質な性格だったために前年リニューアルされた出張馬房の劣悪な環境に対応できず馬体重を大きく減らしてしまったとされる。レース後は社台ファームに放牧に出され、馬インフルエンザによる移動制限の影響で9月7日に帰厩した。輸送は他馬と感染しないように貸切で行われた。
秋は毎日王冠から始動。しかし、前半1000mの通過タイム57秒4という超ハイペースと59キロという厳しい斤量も影響してか、後ろから追いこんできたチョウサンに差されて3着に敗れた。なお10月12日に発表されたトップ50ワールドリーディングホースでは、121ポンドの評価を得て21位タイとなった。次走は天皇賞(秋)に出走。前年と同じ7枠14番に入り、連覇を狙ったが、直線で他馬の走行妨害の被害を受け9着(10位入線)に敗れた。レース後の11月4日に発表されたトップ50ワールドリーディングホースでは前回と同じ121ポンドの評価を得たが、順位を落とし27位タイとなった。
天皇賞(秋)後は接触の影響も考慮され第27回ジャパンカップに向かうことも視野に入れられたが馬体は回復し、11月13日に第24回マイルチャンピオンシップへの出走が発表された。マイルG1連勝の実績から1番人気に支持されたが、前走で不利を受けたとはいえ惨敗していることや年齢的な衰えを心配する声もあり単勝は3.8倍と評価はそれほど高くなかった。しかし迎えたレースではスーパーホーネットの追撃や大外から追いこんできたスズカフェニックスの追撃をしのぎ切り1分32秒7の好タイム(前年と同タイム)で史上5頭目の連覇を果たした。また、史上5頭目の安田記念との同一年2冠も達成。なお、妹のダイワスカーレットが前週に同じく安藤勝己を背にエリザベス女王杯を制しており史上4例目の2週連続兄妹(兄弟)GI勝利も達成した。レース直後にオーナーが年内で引退させる意向を明らかにし、11月26日にオーナー主催で行われた「ダイワメジャー・ダイワスカーレット感謝の会」で第52回有馬記念を引退レースとし、2008年より社台スタリオンステーションで繋養されることが発表された。18億円(3000万円×60株)のシンジケートは即日で満口となった。なお、アメリカから輸入のオファーがあったが断っている。
11月29日に発表された重賞・オープン特別競走レーティングでは、マイルチャンピオンシップを制したことにより120ポンドの評価を得た。さらに11月30日に発表されたトップ50ワールドリーディングホースは、前回と同じ121ポンドの評価を得たが、順位を落とし28位タイとなった。
そして引退レースとなる有馬記念では、最初で最後となる妹ダイワスカーレットとの兄妹対決が注目された。両馬の主戦騎手の安藤勝己はダイワスカーレットに騎乗することになり、有馬記念の鞍上はミルコ・デムーロに乗り替わることが12月4日に発表された。同騎手とのコンビは約1年10ヶ月ぶりであった。12月6日には有馬記念ファン投票の最終結果で3位となる9万715票を獲得したことが発表され、12月14日には、引退式を有馬記念終了後の同日に行うことがオーナーより発表された。そして迎えた有馬記念では、妹に次ぐ単勝6番人気で、レースは2年連続3着となり、妹の2着に及ばなかったが、1番人気のメイショウサムソンなどには先着し、実力のあるところを見せた。そしてその日の全レース終了後引退式が行われ、安藤勝己、ミルコ・デムーロの両騎手、調教師、オーナーが参加した。なお獲得賞金は海外賞金を含め1,061,810,900円で歴代7位(2008年末現在ではメイショウサムソンに抜かれ8位)となった。


ダイワメジャー 社台スタリオンステーションにて
引退式後は美浦トレーニングセンターに戻り、12月26日に北海道へ移動、翌日には社台スタリオンステーションに到着した。また12月26日付で競走馬登録を抹消された。

ダイワメジャー 種牡馬時代
2008年1月8日には前年の成績が評価され、2年連続JRA賞最優秀短距離馬に選ばれた。1月16日に発表された2007年度のワールド・サラブレッド・レースホース・ランキングでは、121ポンドで29位タイとなった。初年度には223頭の牝馬との種付けを行った。これは社台スタリオンステーションの種牡馬のなかでアグネスタキオンに次いで多い頭数である。初年度の種付け料は500万円である。
2011年に初年度産駒がデビュー。同年の小倉2歳ステークスをエピセアロームが優勝し、重賞初勝利をあげた。

ダイワメジャー 主な産駒
2009年産
エピセアローム(小倉2歳ステークス)

ダイワメジャー 競走成績
年月日	競馬場	競走名	格	頭
数	枠
番	馬
番	オッズ
(人気)	着順	騎手	斤
量	距離(馬場)	タイム
(上り3F)	タイム
差	勝ち馬/(2着馬)
2003.	12.	28	中山	2歳新馬		12	5	6	2.0	(1人)	2着	菊沢隆徳	55	芝1600m(良)	1:36.9(35.0)	0.0	モンスターロード
2004.	1.	17	中山	3歳未勝利		16	7	14	1.9	(1人)	1着	菊沢隆徳	56	ダ1800m(良)	1:56.4(39.4)	-1.5	(フサイチバルドル)
2.	29	中山	3歳500万下		16	8	15	1.4	(1人)	4着	菊沢隆徳	56	ダ1800m(良)	1:57.0(40.8)	0.8	フルオブファイト
3.	21	中山	スプリングS	GII	16	4	7	73.7	(11人)	3着	菊沢隆徳	56	芝1800m(稍)	1:48.5(36.3)	0.2	ブラックタイド
4.	18	中山	皐月賞	GI	18	7	14	32.2	(10人)	1着	M・デムーロ	57	芝2000m(良)	1:58.6(33.9)	-0.2	(コスモバルク)
5.	30	東京	東京優駿	GI	18	2	4	7.6	(4人)	6着	M・デムーロ	57	芝2400m(良)	2:24.3(36.3)	1.0	キングカメハメハ
9.	26	中山	オールカマー	GII	9	7	7	3.1	(2人)	9着	柴田善臣	56	芝2200m(稍)	2:15.0(36.7)	1.6	トーセンダンディ
10.	31	東京	天皇賞(秋)	GI	17	8	17	37.5	(12人)	17着	柴田善臣	56	芝2000m(稍)	2:02.9(38.6)	4.0	ゼンノロブロイ
2005.	4.	3	中山	ダービー卿CT	GIII	16	3	5	5.8	(3人)	1着	柴田善臣	57.5	芝1600m(良)	1:32.3(34.5)	-0.3	(チアズメッセージ)
6.	5	東京	安田記念	GI	18	2	3	6.8	(2人)	8着	柴田善臣	58	芝1600m(良)	1:32.8(35.0)	0.5	アサクサデンエン
7.	31	新潟	関屋記念	GIII	18	6	11	2.7	(1人)	2着	横山典弘	57	芝1600m(良)	1:32.4(33.6)	0.1	サイドワインダー
10.	9	東京	毎日王冠	GII	17	2	3	4.6	(1人)	5着	横山典弘	58	芝1800m(稍)	1:47.0(33.8)	0.5	サンライズペガサス
11.	20	京都	マイルCS	GI	17	6	12	13.0	(4人)	2着	C・ルメール	57	芝1600m(良)	1:32.1(34.9)	0.0	ハットトリック
2006.	2.	26	中山	中山記念	GII	12	1	1	2.1	(1人)	2着	M・デムーロ	58	芝1800m(重)	1:49.7(36.3)	0.8	バランスオブゲーム
4.	15	阪神	マイラーズC	GII	11	8	11	1.8	(1人)	1着	安藤勝己	58	芝1600m(稍)	1:36.2(34.7)	-0.1	(ダンスインザムード)
6.	4	東京	安田記念	GI	18	1	1	5.8	(2人)	4着	安藤勝己	58	芝1600m(良)	1:33.1(34.8)	0.5	ブリッシュラック
6.	25	京都	宝塚記念	GI	13	4	4	25.6	(4人)	4着	四位洋文	58	芝2200m(稍)	2:14.1(36.7)	1.1	ディープインパクト
10.	8	東京	毎日王冠	GII	16	8	16	6.4	(3人)	1着	安藤勝己	58	芝1800m(良)	1:45.5(34.5)	0.0	(ダンスインザムード)
10.	29	東京	天皇賞(秋)	GI	16	7	14	7.0	(4人)	1着	安藤勝己	58	芝2000m(良)	1:58.8(35.2)	-0.1	(スウィフトカレント)
11.	19	京都	マイルCS	GI	18	5	10	2.3	(1人)	1着	安藤勝己	57	芝1600m(良)	1:32.7(35.1)	-0.1	(ダンスインザムード)
12.	24	中山	有馬記念	GI	14	4	5	15.1	(3人)	3着	安藤勝己	57	芝2500m(良)	2:32.5(35.3)	0.6	ディープインパクト
2007.	3.	31	UAE	ドバイDF	GI	18	13	13	-	-	3着	安藤勝己	57	芝1777m(良)	-	-	Admire Moon
6.	3	東京	安田記念	GI	18	1	2	4.4	(2人)	1着	安藤勝己	58	芝1600m(良)	1:32.3(34.4)	0.0	(コンゴウリキシオー)
6.	24	阪神	宝塚記念	GI	18	6	11	11.0	(5人)	12着	安藤勝己	58	芝2200m(稍)	2:15.8(39.8)	3.4	アドマイヤムーン
10.	7	東京	毎日王冠	GII	14	1	1	1.8	(1人)	3着	安藤勝己	59	芝1800m(良)	1:44.5(34.8)	0.3	チョウサン
10.	28	東京	天皇賞(秋)	GI	16	7	14	5.6	(3人)	9着	安藤勝己	58	芝2000m(稍)	1:59.3(35.4)	0.9	メイショウサムソン
11.	18	京都	マイルCS	GI	18	4	8	3.8	(1人)	1着	安藤勝己	57	芝1600m(良)	1:32.7(34.5)	0.0	(スーパーホーネット)
12.	23	中山	有馬記念	GI	15	2	4	15.2	(6人)	3着	M・デムーロ	57	芝2500m(稍)	2:34.2(36.4)	0.6	マツリダゴッホ

ダイワメジャー 血統表
ダイワメジャーの血統 (サンデーサイレンス系(ヘイルトゥリーズン系)/Almahmoud4×5=9.38%、Lady Angela4x5=9.38%(母内))
父

*サンデーサイレンス
Sunday Silence 1986
青鹿毛 アメリカ	Halo 1969
黒鹿毛 アメリカ	Hail to Reason 1958	Turn-to
Nothirdchance
Cosmah 1953	Cosmic Bomb
Almahmoud
Wishing Well 1975
鹿毛 アメリカ	Understanding 1963	Promised Land
Pretty Ways
Mountain Flower 1964	Montparnasse
Edelweiss
母

スカーレットブーケ 1988
栗毛 北海道千歳市	*ノーザンテースト
Northern Taste 1971
栗毛 カナダ	Northern Dancer	Nearctic
Natalma
Lady Victoria	Victoria Park
Lady Angela
*スカーレットインク
Scarlet Ink 1971
栗毛 アメリカ	Crimson Satan	Spy Song
Papila
Consentid	Beau Max
La Menium F-No.4-d
スカーレット一族の一頭であり、母のスカーレットブーケも重賞4勝の実績馬。
スカーレットブーケの全弟・全妹にはヴァーミリアン(川崎記念、ジャパンカップダート)、サカラート(東海ステークス)の母の母であるスカーレットローズ、トーセンジョウオー(エンプレス杯)の母の母であるスカーレットブルーがいる。
全姉には2000年の阪神3歳牝馬ステークスで2着に入ったダイワルージュ、全兄には種牡馬であるスリリングサンデーがいる。
半妹には2007年の桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯、2008年の有馬記念を制したダイワスカーレット(父アグネスタキオン)がいる

ブルーメンブラット

ブルーメンブラット

2008年11月23日 京都競馬場
現役期間	2006年~2008年
英字表記	Blumenblatt
性別	牝
毛色	黒鹿毛
生誕	2003年2月20日(8歳)
抹消日	2008年12月3日
父	アドマイヤベガ
母	マイワイルドフラワー
母の父	Topsider
生国	 日本(北海道早来町)
生産	ノーザンファーム
馬主	キャロットファーム
調教師	安藤正敏(栗東)
→石坂正(栗東)
競走成績
生涯成績	24戦8勝
獲得賞金	3億4953万6000円

ブルーメンブラット(Blumenblatt)は、日本の元競走馬で、2008年マイルチャンピオンシップ、府中牝馬ステークスの優勝馬。
馬名はドイツ語で「花びら」という意味で、母の馬名マイワイルドフラワーから連想して付けられた。

ブルーメンブラット 戦績

ブルーメンブラット 安藤正敏厩舎時代
2006年1月15日京都競馬場の3歳新馬戦(芝1600m)でデビュー。
2戦目の3歳未勝利戦で初勝利を挙げるが、フラワーカップは3着で桜花賞出走を逃す。矢車賞を勝利し挑んだ優駿牝馬では、競走中止したコイウタのあおりを受け、9着に敗れる。
クイーンステークス6着の後、大倉山特別をレコード勝ちして挑んだ秋華賞も8着に終わり、重賞未勝利でクラシックシーズンを終える。
秋以降は自己条件に回り、翌2007年斑鳩ステークスを勝って再び重賞に挑戦するも、阪神牝馬ステークス5着、ヴィクトリアマイル8着と、結果を残せなかった。

ブルーメンブラット 石坂正厩舎転厩以後
2007年5月末に安藤正敏調教師の勇退に伴い、石坂正厩舎に転厩。
転厩初戦は再び1600万下条件に戻ってのストークステークスだったが、左下眼瞼部裂創で出走を取り消す。その後は白秋ステークス、オーロカップを連勝し、G2阪神カップでは3着となる。
2008年は京都牝馬ステークスから始動し、4着。次の阪神牝馬ステークスでは大外一気で追い込んでくるも、届かずにエイジアンウインズの2着に敗れた。
ヴィクトリアマイルでは早めに抜け出すもエイジアンウインズとウオッカに差され、3着に終わる。
そして夏期休養明けの10月19日、府中牝馬ステークスに出走。それまで重賞にあと一歩届かないという状態が長く続いていたが、同期のカワカミプリンセス、キストゥヘヴンをはじめとするステークスウイナーを抑え、ついに重賞を制覇した。
11月23日、第25回マイルチャンピオンシップに出走。単勝4番人気に支持されてのレースは直線で早めに外から抜け出しを図った1番人気のスーパーホーネットをコースの中央から突き抜けるようにして捉え、スーパーホーネットの追撃を4分の3馬身抑えて勝利、初のGI競走優勝を飾った。同レースの牝馬による優勝は1994年のノースフライト以来14年ぶり。このレースを最後に現役引退を表明。12月3日にJRA競走馬登録を抹消した。
2009年から生まれ故郷のノーザンファームで繁殖牝馬となり、シンボリクリスエスと交配され、翌2010年に黒鹿毛の牡馬を出産した。また2010年はチチカステナンゴと交配され、翌2011年には芦毛の牡馬を出産した。

ブルーメンブラット 競走成績
年月日	競馬場	競走名	格	頭
数	枠
番	馬
番	オッズ
(人気)	着順	騎手	斤量	距離(馬場)	タイム
(上り3F)	時計
差	勝ち馬/(2着馬)
2006	1.	15	京都	3歳新馬		16	4	8	3.6(2人)	2着	小牧太	54	芝1600m(稍)	1:38.1(35.8)	0.4	マヤラブハート
1.	28	京都	3歳未勝利		10	1	1	2.1(1人)	1着	安藤勝己	54	ダ1800m(良)	1:55.3(37.3)	-0.7	(ヤマニンリュクス)
2.	19	京都	3歳500万下		15	8	14	2.0(1人)	2着	川島信二	54	ダ1400m(良)	1:25.7(38.2)	0.0	ツルミトゥインクル
3.	18	中山	フラワーC	GIII	16	4	7	23.1(8人)	3着	川島信二	54	芝1800m(良)	1:49.2(35.7)	0.3	キストゥヘヴン
4.	9	阪神	忘れな草賞	OP	16	3	6	3.1(1人)	2着	川島信二	54	芝2000m(良)	2:05.2(35.4)	0.2	ニシノフジムスメ
5.	7	京都	矢車賞		11	4	4	1.7(1人)	1着	川島信二	54	芝1800m(稍)	1:49.7(36.3)	-1.0	(ワイキューブ)
5.	21	東京	優駿牝馬	GI	18	1	1	21.1(8人)	9着	川島信二	55	芝2400m(良)	2:27.1(35.3)	0.9	カワカミプリンセス
8.	13	札幌	クイーンS	GIII	14	7	12	6.6(4人)	6着	川島信二	52	芝1800m(良)	1:47.5(36.2)	0.8	デアリングハート
9.	3	札幌	大倉山特別		14	5	7	2.3(1人)	1着	川島信二	53	芝1500m(良)	R1:27.8(34.5)	-0.3	(アドマイヤドレス)
10.	15	京都	秋華賞	GI	18	3	6	20.2(6人)	8着	川島信二	55	芝2000m(良)	1:59.0(35.0)	0.8	カワカミプリンセス
11.	11	東京	ユートピアS		14	5	8	2.7(1人)	3着	川島信二	54	芝1600m(稍)	1:35.2(34.0)	0.0	コスモマーベラス
12.	2	阪神	ゴールデンホイップT		14	8	14	3.5(1人)	2着	岩田康誠	55	芝1600m(良)	1:34.1(34.1)	0.0	エイシンドーバー
2007	1.	20	京都	石清水S		16	1	2	3.2(1人)	4着	川島信二	54	芝1600m(良)	1:35.2(34.6)	0.3	ヒシハイグレード
2.	18	京都	斑鳩S		16	4	7	2.7(1人)	1着	川島信二	55	芝1400m(重)	1:23.4(35.5)	0.0	(マルターズホビー)
4.	7	阪神	阪神牝馬S	GII	10	7	8	11.4(4人)	5着	川島信二	55	芝1400m(良)	1:21.3(35.2)	0.6	ジョリーダンス
5.	13	東京	ヴィクトリアマイル	JpnI	18	6	12	91.9(15人)	8着	川島信二	55	芝1600m(良)	1:33.1(34.3)	0.6	コイウタ
10.	21	東京	白秋S		16	3	6	4.8(2人)	1着	吉田豊	55	芝1400m(良)	1:20.8(34.3)	-0.4	(サンクスアロット)
11.	11	東京	オーロC	OP	17	2	4	2.7(1人)	1着	後藤浩輝	53	芝1400m(稍)	1:21.7(34.2)	-0.1	(シンボリグラン)
12.	16	阪神	阪神C	JpnII	18	8	16	14.3(5人)	3着	C.ルメール	55	芝1400m(良)	1:20.7(34.0)	0.1	スズカフェニックス
2008	2.	3	京都	京都牝馬S	GIII	13	8	14	2.6(1人)	4着	C.ルメール	55	芝1600m(重)	1:36.6(34.8)	0.6	アドマイヤキッス
4.	12	阪神	阪神牝馬S	GII	15	4	7	3.4(1人)	2着	後藤浩輝	55	芝1400m(良)	1:21.4(33.5)	0.0	エイジアンウインズ
5.	18	東京	ヴィクトリアマイル	JpnI	18	1	2	8.8(4人)	3着	後藤浩輝	55	芝1600m(良)	1:33.8(33.6)	0.1	エイジアンウインズ
10.	19	東京	府中牝馬S	GIII	18	8	16	8.0(4人)	1着	吉田豊	55	芝1800m(良)	1:45.5(33.2)	-0.1	(カワカミプリンセス)
11.	23	京都	マイルCS	GI	18	4	7	10.6(4人)	1着	吉田豊	55	芝1600m(良)	1:32.6(33.9)	-0.1	(スーパーホーネット)
※ タイム欄のRはレコード勝ちを示す。

ブルーメンブラット 繁殖成績
馬名	誕生年	毛色	父	性	厩舎	馬主	戦績
第1子	ブルーメンブラットの2010	2010年	黒鹿毛	シンボリクリスエス	牡	未定	未定	-

ブルーメンブラット 血統表
ブルーメンブラットの血統 (サンデーサイレンス系(ヘイルトゥリーズン系)/Northern Dancer4×3=18.75%,他)
父

アドマイヤベガ 1996
鹿毛 北海道早来町	*サンデーサイレンス
Sunday Silence 1986
青鹿毛 アメリカ	Halo	Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well	Understanding
Mountain Flower
ベガ 1990
鹿毛 北海道早来町	*トニービン
Tony Bin	*Kampala
Severn Bridge
*アンティックヴァリュー
Antique Valu	Northern Dancer
Moonscape
母

*マイワイルドフラワー
My Wild Flower 1986
鹿毛 アメリカ	Topsider 1971
鹿毛	Northern Dancer	Nearctic
Natalma
Drumtop	Victoria Park
Lady Angela
Wildwook 1965
鹿毛	Sir Gaylord	Turn-to
Somethingroyal
Blue Canoe	Jet Pilot
Portage F-No.4-m
半兄に北海道スプリントカップ優勝馬のジョイフルハートがいる。
3代目母のBlue Canoeからは函館3歳ステークス勝ち馬のダンツダンサーを輩出している。

東京スポーツ杯2歳ステークス

東京スポーツ杯2歳ステークス

2000年東京スポーツ杯3歳ステークス
開催地	東京競馬場
施行日	2011年11月19日
施行時期	11月中旬 - 下旬
(原則5回東京5日目)
格付け	GIII
1着賞金	3200万円
賞金総額	6100万円
距離	芝1800m
出走条件	サラブレッド系2歳(国際)(指定)
出走資格も参照
負担重量	馬齢(55kg、牝馬1kg減)
第1回施行日	1996年11月17日

東京スポーツ杯2歳ステークス(とうきょうスポーツはい2さいステークス)は、日本中央競馬会(JRA)が東京競馬場の芝1800mで施行する2歳馬限定の重賞(GIII)競走である。

東京スポーツ杯2歳ステークス 概要
1959年に3歳(現2歳)の競走馬によるオープン競走・東京3歳ステークスの名称で創設されたのが始まり。当初は東京競馬場・芝1400mで施行されていた。
1968年に名称を府中3歳ステークスに変更、1984年には距離を現行の芝1800mとした。
1996年に本競走は2歳重賞競走の整備により、重賞(GIII)に格上げされ、更に混合競走に指定され外国産馬が出走可能になり、また指定交流競走にもなったため、朝日杯フューチュリティステークス出走候補の地方馬が出走資格を得られるようになった。翌1997年からは東京スポーツより寄贈杯を受け東京スポーツ杯3歳ステークス、そして2001年には競走馬の年齢表示の変更により現競走名に改称された。2010年からは国際競走に指定され、外国調教馬の出走も可能になっている。
例年第5回東京競馬の時期に施行されており、同開催に設けられている京王杯2歳ステークスとともに朝日杯フューチュリティステークスへの前哨戦に位置付けられている。ただし格付・距離の面で差別化が図られており、前者が芝1400mなのに対し当競走は2歳戦としては長めの距離ということから3歳クラシック競走を見据えての出走が想定されている。
これまで出走馬からのクラシック競走の優勝馬としては、1997年の皐月賞と東京優駿(日本ダービー)に勝利したサニーブライアン(当競走は13頭中7着)、2006年の皐月賞と日本ダービーに勝利したメイショウサムソン(当競走は11頭中2着)がいる。一方重賞昇格後の歴代優勝馬であるキングヘイロー、アドマイヤコジーン、アドマイヤマックス、ナカヤマフェスタ、ローズキングダムはクラシック競走に勝利することは出来なかったが、古馬の平地GI制覇を果たしている。ただしナカヤマフェスタが宝塚記念を、ローズキングダムが繰り上がりでジャパンカップを制したのに対し、前の3頭はいずれも短距離の競走である。
また、2005年から2007年にかけて、馬主として関口房朗が3連覇を達成した。重賞格付け後としては初。それ以前も含めると1983年から1985年の和田共弘に次ぐ2人目。
出走資格はサラブレッド系2歳のJRA所属馬、朝日杯フューチュリティステークス出走候補の地方馬(2頭まで)及び外国調教馬(9頭まで)。
負担重量は馬齢重量で牡馬・セン馬が55kg、牝馬は54kgである。
2011年現在の総額賞金は6,100万円で、1着賞金:3,200万円、2着賞金:1,300万円、3着賞金:800万円、4着賞金:480万円、5着賞金:320万円と定められている。

東京スポーツ杯2歳ステークス 歴史
1959年 - 東京競馬場の芝1400mの3歳(現2歳)の混合競走・別定重量のオープン特別競走「東京3歳ステークス」として施行。
1967年 - 東京競馬場の改修工事のため開催休止。
1968年 - 競走名を府中3歳ステークスに変更。
1970年 - 施行距離を芝1600mに変更。
1977年 - 出馬投票の結果3頭立てとなったため、競走を取りやめ[1]。
1981年 - 施行距離を芝1400mに変更。
1984年 - 施行距離を芝1800mに変更。
1995年 - 特別指定競走に指定。
1996年 - 東京競馬場の芝1800mの3歳(現2歳)限定の混合競走・指定交流競走の馬齢重量の重賞(GIII)競走「府中3歳ステークス」として創設(地方馬は2頭まで出走可能)。
1997年 - 東京スポーツから寄贈杯を受けて「東京スポーツ杯3歳ステークス」に名称変更。
2001年
馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件を「3歳」から「2歳」に変更。
競走名を東京スポーツ杯2歳ステークスに変更。
2002年 - 東京競馬場の改修工事による振替開催により、中山競馬場の芝1800mで施行。
2003年 - 武豊が騎手として史上初の連覇。
2005年 - フサイチリシャールが2歳コースレコード1分46秒9で優勝。
2006年 - 松田国英が調教師として史上初の連覇。
2007年 - 国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告に伴い、重賞格付け表記をJpnIIIに変更。
2010年 - 国際競走に指定され、外国調教馬は9頭まで出走可能となる。このため、重賞格付け表記をGIIIに戻す。

東京スポーツ杯2歳ステークス 歴代優勝馬
優勝馬の馬齢は2000年以前も現表記を用いる。
東京3歳ステークス [編集]
施行日	優勝馬	性齢	勝時計	優勝騎手	管理調教師	馬主
1959年11月29日	マツカゼオー	牡2	1:25.9	蛯名武五郎	藤本冨良	長山善武
1960年11月27日	ハクシヨウ	牡2	1:27.2	保田隆芳	尾形藤吉	西博
1961年11月26日	カネツセーキ	牡2	1:25.4	伊藤竹男	久保田金造	カネツ競走馬(株)
1962年11月23日	グレートヨルカ	牡2	1:25.6	保田隆芳	尾形藤吉	小野晃
1963年11月24日	フラミンゴ	牝2	1:26.0	吉永正人	松山吉三郎	三好貞雄
1964年11月29日	メジロマンゲツ	牝2	1:25.4	加賀武見	阿部正太郎	北野豊吉
1965年11月28日	ヒロイサミ	牡2	1:27.4	野平祐二	野平省三	勝川玉子
1966年11月3日	ヤマニンカップ	牡2	1:27.3	藤本勝彦	藤本冨良	土井宏二

東京スポーツ杯2歳ステークス 府中3歳ステークス
施行日	優勝馬	性齢	勝時計	優勝騎手	管理調教師	馬主
1968年11月23日	スズサヤカ	牡2	1:25.5	増沢末夫	森末之助	小紫芳夫
1969年11月23日	スイノオーザ	牡2	1:28.5	大久保哲男	久保田金造	桑島すい
1970年11月23日	ヤシマライデン	牡2	1:38.4	伊藤正徳	尾形藤吉	小林庄平
1971年11月21日	スズボクサー	牡2	1:38.0	小林常泰	森末之助	小紫芳夫
1972年11月26日	ナスノチグサ	牝2	1:37.4	中島啓之	稲葉幸夫	那須野牧場
1973年11月25日	カネミクニ	牡2	1:37.3	加賀武見	阿部正太郎	金指利明
1974年11月23日	シャトードシンボリ	牡2	1:38.7	池上昌弘	保田隆芳	和田共弘
1975年11月22日	スピリットスワプス	牡2	1:41.0	中野栄治	荒木静雄	ローヤル(株)
1976年11月21日	マルゼンスキー	牡2	1:37.9	中野渡清一	本郷重彦	橋本善吉
1977年11月19日	競走取りやめ
1978年11月19日	シーバードパーク	牝2	1:38.1	小迫次男	本郷重彦	(株)ホースマン
1979年11月18日	リキウエーブ	牝2	1:40.3	嶋田功	山岡寿恵次	鬼嶋力也
1980年11月16日	ヘーゼルブロンド	牝2	1:36.7	横山富雄	森安弘昭	カネツ競走馬(株)
1981年10月17日	トウショウペガサス	牡2	1:23.1	中島啓之	奥平真治	トウショウ産業(株)
1982年10月23日	デアリングパワー	牡2	1:24.8	加藤和宏	二本柳俊夫	山形尚枝
1983年10月22日	コンラートシンボリ	牡2	1:26.3	岡部幸雄	田中和夫	和田共弘
1984年11月18日	シリウスシンボリ	牡2	1:50.1	加藤和宏	二本柳俊夫	和田共弘
1985年11月17日	スイートナディア	牝2	1:50.7	柴田政人	野平祐二	和田共弘
1986年11月16日	サクラロータリー	牡2	1:49.7	小島太	境征勝	(株)さくらコマース
1987年11月28日	コクサイトリプル	牡2	1:49.5	柴田政人	稗田敏男	芦部博子
1988年11月26日	サクラホクトオー	牡2	1:48.6	小島太	境勝太郎	さくらコマース
1989年11月25日	アサヒパシィオン	牝2	1:48.6	中舘英二	石毛善衛	寺内倉蔵
1990年11月18日	サクラヤマトオー	牡2	1:51.2	小島太	境勝太郎	さくらコマース
1991年11月17日	マチカネタンホイザ	牡2	1:49.5	岡部幸雄	伊藤雄二	細川益男
1992年11月22日	シュアリーウィン	牡2	1:49.1	小島貞博	戸山為夫	森岡一郎
1993年11月21日	アイネスサウザー	牡2	1:51.2	横山典弘	本郷一彦	小林正明
1994年11月20日	ホッカイルソー	牡2	1:49.6	蛯名正義	田中清隆	北海牧場
1995年11月19日	バブルガムフェロー	牡2	1:50.0	岡部幸雄	藤沢和雄	(有)社台レースホース

東京スポーツ杯2歳ステークス 重賞格付け以後
国際競走となった2010年以降は優勝馬の国旗を表記する。
回数	施行日	優勝馬	性齢	勝時計	優勝騎手	管理調教師	馬主
第1回	1996年11月17日	ゴッドスピード	牡2	1:49.7	石橋守	瀬戸口勉	近藤俊典
第2回	1997年11月15日	キングヘイロー	牡2	1:48.0	福永祐一	坂口正大	浅川吉男
第3回	1998年11月21日	アドマイヤコジーン	牡2	1:49.5	南井克巳	橋田満	近藤利一
第4回	1999年11月20日	ジョウテンブレーヴ	牡2	1:48.6	蛯名正義	相沢郁	田邉久男
第5回	2000年11月18日	タガノテイオー	牡2	1:48.5	藤田伸二	松田博資	八木良司
第6回	2001年11月17日	アドマイヤマックス	牡2	1:48.2	福永祐一	橋田満	近藤利一
第7回	2002年11月16日	ブルーイレヴン	牡2	1:50.2	武豊	角居勝彦	金子真人
第8回	2003年11月22日	アドマイヤビッグ	牡2	1:48.9	武豊	橋田満	近藤利一
第9回	2004年11月20日	スムースバリトン	牡2	1:48.2	蛯名正義	国枝栄	金子真人
第10回	2005年11月19日	フサイチリシャール	牡2	1:46.9	福永祐一	松田国英	関口房朗
第11回	2006年11月18日	フサイチホウオー	牡2	1:48.7	安藤勝己	松田国英	関口房朗
第12回	2007年11月17日	フサイチアソート	牡2	1:47.4	横山典弘	岩戸孝樹	関口房朗
第13回	2008年11月22日	ナカヤマフェスタ	牡2	1:47.7	蛯名正義	二ノ宮敬宇	和泉信子
第14回	2009年11月21日	ローズキングダム	牡2	1:48.2	小牧太	橋口弘次郎	(有)サンデーレーシング
第15回	2010年11月20日	サダムパテック	牡2	1:47.3	C.スミヨン	西園正都	大西定

東京スポーツ杯2歳ステークスからの朝日杯フューチュリティステークス優勝馬
オープン特別時から朝日杯フューチュリティステークス(朝日杯3歳ステークス)の前哨戦の1競走として施行されているが13頭が同年の朝日杯フューチュリティステークス(朝日杯3歳ステークス)を制覇している。
回数	馬名	性齢	着順	備考
 	マツカゼオー	牡2	1着	
 	ハクシヨウ	牡2	1着	第28回東京優駿優勝
 	カネツセーキ	牡2	1着	
 	グレートヨルカ	牡2	1着	第24回菊花賞優勝
 	マルゼンスキー	牡2	1着	
 	リンドタイヨー	牡2	2着	
 	サクラホクトオー	牡2	1着	
 	バブルガムフェロー	牡2	1着	第114回天皇賞優勝
第3回	アドマイヤコジーン	牡2	1着	第52回安田記念優勝
第10回	フサイチリシャール	牡2	1着	
第11回	ドリームジャーニー	牡2	3着	第50回宝塚記念・第54回有馬記念優勝
第12回	ゴスホークケン	牡2	4着	
第14回	ローズキングダム	牡2	1着	第30回ジャパンカップ優勝

カンパニー

カンパニー

2008年6月29日 阪神競馬場
英字表記	Company
性別	牡
毛色	鹿毛
生誕	2001年4月24日(10歳)
父	ミラクルアドマイヤ
母	ブリリアントベリー
母の父	ノーザンテースト
生国	 日本(北海道早来町)
生産	ノーザンファーム
馬主	近藤英子
調教師	音無秀孝(栗東)
主戦騎手	柴原央明
→安藤勝己
→福永祐一
→横山典弘
競走成績
生涯成績	35戦12勝
獲得賞金	9億3969万8000円
WTRR	T/I122-2009年

カンパニーの主な勝ち鞍は2009年の天皇賞(秋)、マイルチャンピオンシップ。馬名は会社の英語訳(Company)から[1]。父・ミラクルアドマイヤ、母・ブリリアントベリーとも本馬の馬主である近藤英子が所有していた。

カンパニー 戦績

カンパニー 3~6歳
2004年、3歳の時にデビュー。デビュー戦となった同年1月17日の京都第5競走(新馬戦)を勝利で飾ると、きさらぎ賞7着の後に2連勝しオープンクラスに上がる。ラジオたんぱ賞でも2着に食い込み、秋でも古馬相手に京阪杯で2着になるなどの活躍を見せた。
2005年、4歳になって初戦の中山記念を2着と好走。その後3戦は惨敗続きで勝ち星を挙げる事ができなかったが、前年惜敗した京阪杯を1番人気で制して悲願の重賞初勝利を挙げ、この年を終えた。
2006年、5歳になると初戦の中山記念を4着と良いスタートではなかったものの、産経大阪杯を制し重賞2勝目を挙げる。しかしその後4戦は展開不向きやレース中の不利続きでこの年は1勝しかできなかった。
6歳になった2007年、休み明けの関屋記念を圧勝し重賞3勝目を挙げ、8月30日に発表された重賞・オープン特別競走レーティングでは111ポンドの評価が与えられた。その後は天皇賞(秋)に出走。道中は中団に位置し、直線では馬群の間を割って伸びてきたが不利を受け3着に敗れた。なお第1希望で香港カップ、第2希望で香港マイルに予備登録を行っていたが回避しマイルチャンピオンシップに3番人気出走したがメンバー最速の上がり3ハロンのタイム、33.7秒で走ったものの5着に敗れた。

カンパニー 7歳
2008年、7歳の初戦は東京新聞杯に出走するも4着に敗れた。続く中山記念、マイラーズカップでは鞍上に横山典弘を迎えそれまでの追い込み策から先行策に脚質転換し重賞連勝を飾った。マイラーズカップ後はグリーンウッドに短期放牧に出され、5月25日に帰厩した。次走は安田記念への出走登録を行っていたが6月1日の朝に目に外傷を負ったことが判明したために万全の状態で出走できないと陣営が判断し、安田記念を回避することが同日発表された。
秋の始動は毎日王冠から。しかし放牧から帰ってきた際に大幅に体重を落としていたことで調整に苦慮し、結果は2年前と同じ5着に敗れた。その後は予定通り天皇賞(秋)に出走。近走の戦績不振や7歳という年齢もあり11番人気と低評価であった。レースではスタートで行き脚がつかなかった為、道中最後方からの追い込み策をとる。4コーナーからは馬群を縫って猛追し決勝線手前では勝ち馬ウオッカらに迫る勢いを見せるも及ばず4着に敗れた。しかし走破時計はレースレコードと同タイム(1分57秒2)、上がり3ハロンはメンバー中最速の33.5秒と健在ぶりをアピールした。その後、マイルチャンピオンシップに出走したが4着に終わった。

カンパニー 8歳
2009年11月1日、天皇賞(秋)


2009年11月22日、マイルチャンピオンシップ
2009年、3月1日の中山記念に出走、小雨が降る中、キングストレイルをゴール前で抜き、ドリームジャーニーの追走を抑えて前年に続く2年連続優勝。その後、連覇をかけてマイラーズカップに出走。後方からレースを進め、直線で猛追するも届かず2着となり、惜しくも連覇はならなかった。そして、本番の安田記念では後方からレースを進めたが、先頭を捉えるまでには至らず人気通りの4着に終わった。続く第50回宝塚記念では横山がスクリーンヒーローに騎乗するため岩田康誠にテン乗りとなった。レースでは先行したものの、最後の直線で伸び切れず4着に敗れた。
秋の始動は2008年と同様に毎日王冠から。ただし前年と異なり放牧先から体調を崩して戻って来ることはなく調整は順調に進み、当日の馬体重は宝塚記念時よりマイナス4キロで出走となった。レースでは逃げるウオッカをマークする格好で内ラチ沿いを進む。直線を向きスパートを開始すると上がり3ハロン33.0秒の末脚を繰り出し、逃げ足粘るウオッカをゴール前で交わして重賞7勝目となる勝利を挙げた。秋2戦目は11月1日の天皇賞(秋)に出走となった。レースでは道中は中団につけ第4コーナーで7番手ぐらいの位置から差をつめ、残り1ハロンで先頭に立つとそのままゴールイン。重賞8勝目にして初のGI競走制覇を果たした。8歳馬による平地GI競走制覇はJRAでは史上初となった[1]。
11月12日にマイルチャンピオンシップを最後に引退し、翌年から種牡馬入りすることが発表された[2]。繋養先は社台スタリオンステーション[2]。現役最終レースのマイルチャンピオンシップは馬場の中央から抜け出して先頭に立つと追うマイネルファルケを1馬身半抑えて優勝、GI2勝目を挙げ有終の美を飾った。
8歳馬として史上初めて平地競走のGI制覇を称えられ、JRA賞特別賞を受賞した。

カンパニー 競走成績
年月日	競馬場	競走名	格	頭数	枠番	馬番	オッズ	(人気)	着順	騎手	斤量	距離(馬場)	タイム(上り3F)	タイム差	勝ち馬/(2着馬)
2004.	1.	17	京都	3歳新馬		8	8	8	5.1	(3人)	1着	柴原央明	55	芝1600m(良)	1.39.3(34.5)	-0.2	(ロードマジシャン)
2.	15	京都	きさらぎ賞	GIII	14	7	12	32.5	(6人)	7着	小牧太	56	芝1800m(良)	1.49.3(36.2)	1.3	マイネルブルック
3.	6	中京	あざみ賞		16	4	8	6.2	(2人)	1着	柴原央明	56	芝1800m(良)	1.49.3(34.9)	0.0	(グレートベースン)
4.	18	中山	ベンジャミンS	OP	10	8	10	4.9	(3人)	1着	柴原央明	56	芝1800m(良)	1.47.3(34.1)	-0.2	(トーセンアルタイル)
7.	4	福島	ラジオたんぱ賞	GIII	15	3	4	4.0	(3人)	2着	柴原央明	56	芝1800m(良)	1.47.1(34.1)	0.0	ケイアイガード
10.	24	京都	菊花賞	GI	18	1	2	70.4	(11人)	9着	柴原央明	57	芝3000m(良)	3.06.3(35.4)	0.6	デルタブルース
11.	27	京都	京阪杯	GIII	17	5	10	6.8	(4人)	2着	安藤勝己	54	芝1800m(良)	1.46.5(32.8)	0.2	ダイワエルシエーロ
2005.	2.	27	中山	中山記念	GII	14	1	1	3.5	(2人)	2着	安藤勝己	56	芝1800m(良)	1.46.6(33.8)	0.1	バランスオブゲーム
4.	16	阪神	マイラーズC	GII	16	8	16	4.2	(2人)	4着	安藤勝己	57	芝1600m(良)	1.33.8(33.4)	0.3	ローエングリン
6.	5	東京	安田記念	GI	18	5	9	18.7	(11人)	5着	福永祐一	58	芝1600m(良)	1.32.6(34.3)	0.3	アサクサデンエン
10.	9	東京	毎日王冠	GII	17	8	16	6.1	(3人)	7着	福永祐一	57	芝1800m(良)	1.47.2(32.9)	0.7	サンライズペガサス
11.	26	京都	京阪杯	GIII	18	7	13	2.8	(1人)	1着	福永祐一	56	芝1800m(良)	1.44.8(33.9)	-0.6	(アサカディフィート)
2006.	2.	26	中山	中山記念	GII	12	7	9	5.3	(2人)	4着	福永祐一	57	芝1800m(重)	1:50.0(36.0)	1.1	バランスオブゲーム
4.	2	阪神	産経大阪杯	GII	12	5	5	7.7	(3人)	1着	福永祐一	57	芝2000m(重)	2.04.5(36.8)	-0.1	(マッキーマックス)
6.	4	東京	安田記念	GI	18	6	11	8.5	(6人)	11着	内田博幸	58	芝1600m(良)	1.33.8(34.8)	1.2	ブリッシュラック
6.	25	京都	宝塚記念	GI	13	6	9	39.7	(6人)	5着	福永祐一	58	芝2200m(稍)	2.14.1(35.8)	1.1	ディープインパクト
10.	8	東京	毎日王冠	GII	16	2	4	7.8	(4人)	5着	福永祐一	58	芝1800m(良)	1.45.7(34.0)	0.2	ダイワメジャー
10.	29	東京	天皇賞(秋)	GI	16	4	7	22.0	(9人)	16着	福永祐一	58	芝2000m(良)	2.01.4(35.9)	2.6	ダイワメジャー
2007.	8.	5	新潟	関屋記念	GIII	18	3	6	4.3	(1人)	1着	福永祐一	56	芝1600m(良)	1.31.8(33.3)	-0.6	(シンボリグラン)
10.	28	東京	天皇賞(秋)	GI	16	3	6	24.5	(6人)	3着	福永祐一	58	芝2000m(稍)	1.58.8(34.6)	0.4	メイショウサムソン
11.	18	京都	マイルCS	GI	18	5	9	5.1	(3人)	5着	福永祐一	57	芝1600m(良)	1.33.0(33.7)	0.3	ダイワメジャー
2008.	2.	2	東京	東京新聞杯	GIII	16	3	5	4.1	(1人)	4着	福永祐一	58	芝1600m(良)	1.33.0(33.6)	0.2	ローレルゲレイロ
3.	2	中山	中山記念	GII	16	4	7	5.2	(2人)	1着	横山典弘	57	芝1800m(良)	1.47.3(34.9)	-0.3	(エイシンドーバー)
4.	19	阪神	マイラーズC	GII	15	2	3	2.9	(1人)	1着	横山典弘	58	芝1600m(良)	1.33.6(34.3)	0.0	(ニシノマナムスメ)
6.	29	阪神	宝塚記念	GI	14	7	12	22.0	(7人)	8着	横山典弘	58	芝2200m(重)	2.16.2(37.9)	0.9	エイシンデピュティ
10.	12	東京	毎日王冠	GII	16	5	9	14.5	(4人)	5着	横山典弘	58	芝1800m(良)	1.45.1(33.2)	0.5	スーパーホーネット
11.	2	東京	天皇賞(秋)	GI	17	8	16	52.8	(11人)	4着	横山典弘	58	芝2000m(良)	1.57.2(33.5)	0.0	ウオッカ
11.	23	京都	マイルCS	GI	18	8	16	6.7	(2人)	4着	横山典弘	57	芝1600m(良)	1.32.9(34.1)	0.3	ブルーメンブラット
2009.	3.	1	中山	中山記念	GII	10	2	2	3.6	(1人)	1着	横山典弘	58	芝1800m(稍)	1.49.2(34.9)	0.0	(ドリームジャーニー)
4.	18	阪神	マイラーズC	GII	10	5	5	5.8	(3人)	2着	横山典弘	58	芝1600m(良)	1.33.9(33.0)	0.0	スーパーホーネット
6.	7	東京	安田記念	GI	18	5	9	20.6	(4人)	4着	横山典弘	58	芝1600m(良)	1.33.8(35.5)	0.3	ウオッカ
6.	28	阪神	宝塚記念	GI	14	8	14	31.5	(7人)	4着	岩田康誠	58	芝2200m(良)	2.11.7(35.1)	0.4	ドリームジャーニー
10.	11	東京	毎日王冠	GII	11	4	4	11.8	(4人)	1着	横山典弘	58	芝1800m(良)	1.45.3(33.0)	-0.2	(ウオッカ)
11.	1	東京	天皇賞(秋)	GI	18	2	3	11.5	(5人)	1着	横山典弘	58	芝2000m(良)	1.57.2(32.9)	-0.3	(スクリーンヒーロー)
11.	22	京都	マイルCS	GI	18	2	4	2.3	(1人)	1着	横山典弘	57	芝1600m(良)	1.33.2(33.5)	-0.2	(マイネルファルケ)

カンパニー 特徴
特筆すべきは、8歳の秋にしてピークを迎えていることである。後方から32〜33秒台の上がりで他馬をごぼう抜きする追い込みが特徴であるが、末脚が不発に終わることや、先行馬をとらえきれないでレースを終えることも多かった。しかし、年齢を重ねるにつれ2009年の天皇賞(秋)のような中団からの差しや2008・2009年の中山記念のような先行押し切りなど、レースに幅が出るようになっていた。3連勝を飾った引退までのレースでは常に上がり33秒台の脚を使って差し切る競馬をしていた。

カンパニー 血統表
カンパニーの血統 (ゼダーン系(グレイソヴリン系)/Northern Dancer4×3=18.75%)
父

ミラクルアドマイヤ
1995 鹿毛	*トニービン
Tony Bin
1983 鹿毛	*カンパラ	Kalamoun
State Pension
Severn Bridge	Hornbeam
Priddy Fair
*バレークイーン
Ballet Queen
1988 鹿毛	Sadler's Wells	Northern Dancer
Fairy Bridge
Sun Princess	イングリッシュプリンス
Sunny Valley
母

ブリリアントベリー
1990 栗毛	*ノーザンテースト
Northern Taste
1971 栗毛	Northern Dancer	Nearctic
Natalma
Lady Victoria	Victoria Park
Lady Angela
*クラフテイワイフ
Crafty Wife
1985 栗毛	Crafty Prospector	Mr. Prospector
Real Crafty Lady
Wife Mistress	Secretariat
Political Payoff F-No.9-a
半兄・レニングラード(父・トニービン)はアルゼンチン共和国杯優勝馬。
母の全弟にはビッグショウリ(読売マイラーズC優勝馬)やビッグテースト(中山グランドジャンプ優勝馬)がいる

栄進堂

栄進堂
株式会社栄進堂(えいしんどう)は大阪府大阪市中央区に本社を置く玩具製造販売会社である。

栄進堂 概要
ジオラマを主力商品とし、かつては鉄道模型メーカーでもあった。
2006年7月に東京おもちゃショーで、軌間3mmのミニ鉄道模型Tゲージシリーズを発表して世界から注目を集めた。同シリーズは2008年から市販が開始された。2011年5月現在、量産化されている鉄道模型では世界最小であるが、2010年夏に中華人民共和国の鉄道模型メーカーにTゲージの販売権を売却し、鉄道模型業からは僅か4年で撤退した。
代表取締役社長は平井宏承。創業者の平井豊光は、代表取締役会長(グループの栄進牧場代表)。

栄進堂 馬主として
2009年より平井宏承名義から自身が代表を務める株式会社栄進堂に、当時の所有馬の所有権を移転した。
また、同社の代表取締役会長で父の平井豊光も馬主である(冠名は「エイシン」。冠名の英語表記は「Eishin」)。
中央競馬会の馬主として、勝負服の柄は、赤、黒縦縞、黒袖黄一本輪。冠名は豊光所有馬と違い馬名先頭に「エーシン」。冠名の英語表記は「A Shin」である。
2009年に所有馬・エーシンディーエスが京都ジャンプステークスを制し、重賞初勝利を挙げた。
2010年に所有馬・エーシンフォワードがマイルチャンピオンシップを制し、GI初勝利を挙げた。

栄進堂 主な所有馬
エーシンディーエス(京都ジャンプステークス、京都ハイジャンプ)
エーシンフォワード(マイルチャンピオンシップ、阪急杯)
エーシンホワイティ(ファルコンステークス)
エーシンブラン(兵庫チャンピオンシップ)
エーシンヴァーゴウ(アイビスサマーダッシュ、セントウルステークス)

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