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ワンダーアキュート

ワンダーアキュート

英字表記	Wonder Acute
品種	サラブレッド
性別	牡
毛色	鹿毛
生誕	2006年3月14日(5歳)
登録日	2008年5月7日
父	カリズマティック
母	ワンダーヘリテージ
母の父	Pleasant Colony
生国	 日本(北海道三石町)
生産	フクダファーム
馬主	山本信行
調教師	佐藤正雄(栗東)
競走成績
22戦9勝
(中央:19戦9勝)
(地方:3戦0勝)
獲得賞金	2億5863万2000円
(中央:2億5067万2000円)
(地方:796万円)

ワンダーアキュートの主な勝ち鞍は2009年シリウスステークス・武蔵野ステークス、2011年東海ステークス。
名前は冠名の『ワンダー』に鋭いという意味の『アキュート』が由来。

ワンダーアキュート 経歴

ワンダーアキュート 2009年
デビューは1月24日の京都の新馬戦ダート1,800m。7番人気だったが、直線抜け出してデビュー戦を飾った。しかし、2戦目・3戦目の500万下はそれぞれ6着・7着だった。4戦目の3月22日の阪神の500万下戦(7番人気)はハナ差で制して2勝目を飾った。青葉賞10着を経て6月の中京のあおぎりステークス(9番人気)はクビ差制した。ジャパンダートダービー(5着)、レパードステークス(5着)を経て、9月の阪神のオークランドRCTは2着に5馬身差圧勝でオープン入りした。そしてシリウスステークスは2着に3馬身差で圧勝で重賞初制覇。このレースは半兄のワンダースピードと初対決となり、兄にも勝利したことになる。続く東京の武蔵野ステークスも勝利して重賞連覇した。そして本番のジャパンカップダートではエスポワールシチー、ヴァーミリアンに次ぐ3番人気で出走、先団でレースを進めたが直線伸び切れず6着に終わった。

ワンダーアキュート 2010年
2010年の緒戦はアンタレスステークスにする予定だったが、馬番決定前に出走取消となった。休養を経て11月7日のみやこステークスでは好位集団からレースを進めたが直線で伸び切れず6着だった。12月11日のベテルギウスステークスでは好位追走から直線でマチカネニホンバレとの叩き合いを制し快勝した。12月29日の東京大賞典では中団レースを進めたが直線では全く伸びず10着に終わった。

ワンダーアキュート 2011年
2011年の緒戦はアルデバランステークス。好位でレースを進め直線で外から追いあげたが、先に抜け出したピイラニハイウェイを捕らえられず2着だった。仁川ステークスでは先団で脚を溜めると直線で抜け出して快勝した。名古屋大賞典では好位追走から追いあげたがエスポワールシチーの2着。アンタレスステークスでは中団から追い上げたがまたしても2着となった。東海ステークスでは好位追走から直線で逃げ粘るランフォルセをクビ差で差しきって重賞3勝目を挙げた。休養を経て11月6日のみやこステークスではエスポワールシチーに次ぐ2番人気で出走、好位でレースを進めたが直線伸び切れず4着に終わった。ジャパンカップダートではスタートで出遅れながらロスなく内を回って追い込んで2着。

ワンダーアキュート 競走成績
年月日	     競馬場	競走名	格	頭数	枠番	馬番	オッズ(人気)	    着順	騎手	斤量	距離(馬場)	タイム(上り3F)	タイム差	勝ち馬/(2着馬)
2009.	1.	24	京都	3歳新馬		14	1	1	13.1	(7人)	1着	小林徹弥	56	ダ1800m(重)	1:55.2(38.4)	-0.1	(フルボディー)
2.	21	京都	3歳500万下		13	6	9	17.9	(8人)	7着	小林徹弥	56	ダ1800m(重)	1:52.4(37.0)	1.3	シルクダンディー
3.	8	阪神	3歳500万下		9	6	6	16.9	(6人)	6着	小林徹弥	56	ダ1800m(良)	1:54.1(37.9)	0.9	アドマイヤシャトル
3.	22	阪神	3歳500万下		14	4	5	11.4	(7人)	1着	小牧太	56	ダ1800m(稍)	1:52.6(37.1)	0.0	(ナリタカービン)
5.	2	東京	青葉賞	JpnII	18	8	18	144.2	(16人)	10着	後藤浩輝	56	芝2400m(良)	2:27.8(36.0)	1.6	アプレザンレーヴ
6.	14	中京	あおぎりS		12	8	12	32.4	(9人)	1着	和田竜二	56	ダ1700m(良)	1:45.1(35.6)	0.0	(スタッドジェルラン)
7.	8	大井	ジャパンDダービー	JpnI	13	4	5	18.0	(5人)	5着	小牧太	56	ダ2000m(稍)	2:06.1(38.9)	1.6	テスタマッタ
8.	23	新潟	レパードS	重賞	14	8	13	32.5	(8人)	5着	小牧太	56	ダ1800m(良)	1:51.9(38.7)	2.4	トランセンド
9.	13	阪神	オークランドRCT		13	4	4	7.2	(3人)	1着	和田竜二	54	ダ1800m(稍)	1:51.6(37.1)	-0.9	(ニューイチトク)
10.	3	阪神	シリウスS	GIII	16	8	16	5.7	(3人)	1着	和田竜二	54	ダ2000m(稍)	2:04.5(36.8)	-0.5	(ダークメッセージ)
11.	7	東京	武蔵野S	GIII	16	3	5	10.4	(5人)	1着	安藤勝己	56	ダ1600m(良)	1:35.5(36.7)	-0.3	(ダイショウジェット)
12.	6	阪神	ジャパンCダート	GI	16	8	16	8.2	(3人)	6着	和田竜二	56	ダ1600m(良)	1:51.1(37.9)	1.2	エスポワールシチー
2010.	11.	7	京都	みやこS	GIII	16	6	12	22.1	(7人)	6着	和田竜二	57	ダ1600m(良)	1:50.5(37.1)	0.7	トランセンド
12.	11	阪神	ベテルギウスS	OP	16	7	13	2.8	(1人)	1着	和田竜二	56	ダ2000m(良)	2:03.3(37.0)	-0.1	(マチカネニホンバレ)
12.	29	大井	東京大賞典	JpnI	14	8	14	9.8	(4人)	10着	和田竜二	57	ダ2000m(良)	2:03.8(40.5)	3.4	スマートファルコン
2011.	2.	12	京都	アルデバランS	OP	16	6	12	3.4	(2人)	2着	和田竜二	58	ダ1900m(良)	1:58.0(36.8)	0.2	ピイラニハイウェイ
3.	6	阪神	仁川S	OP	14	6	9	2.0	(1人)	1着	和田竜二	57	ダ2000m(良)	2:03.7(36.8)	-0.3	(タガノジンガロ)
3.	21	名古屋	名古屋大賞典	JpnIII	12	6	7	4.2	(2人)	2着	和田竜二	57	ダ1900m(不)	1:58.8(38.1)	0.4	エスポワールシチー
4.	24	京都	アンタレスS	GIII	13	2	2	2.4	(1人)	2着	和田竜二	56	ダ1800m(重)	1:48.4(35.8)	0.3	ゴルトブリッツ
5.	22	京都	東海S	GII	14	4	8	4.8	(2人)	1着	和田竜二	57	ダ1900m(不)	1:53.7(35.1)	-0.1	(ランフォルセ)

ワンダーアキュート 血統表
ワンダーアキュートの血統 (ストームバード系/Somethingroyal 6.25% 5x5 Bold Ruler 6.25% 5x5 )
父

*カリズマティック
Charismatic
1996 栗毛	Summer Squall
1987	Storm Bird	Northern Dancer
South Ocean
Weekend Surprise	Secretariat
Lassie Dear
Bali Babe
1980	Drone	Sir Gaylord
Cap and Bells
Polynesian Charm	What a Pleasure
Grass Shack
母

*ワンダーヘリテージ
1995 黒鹿毛	Pleasant Tap
1987 鹿毛	Pleasant Colony	His Majesty
Sun Colony
Never Knock	Stage Door Johnny
Never Hula
Casa Petrone
1984 鹿毛	Petrone	Prince Taj
Wild Miss
Grand Tania	Grand Central
Good Hart F-No.1-a
半兄にダート重賞馬のワンダースピード。
近親にドバイワールドカップを制したロージズインメイがいる。

ワールド・サラブレッド・ランキング

ワールド・サラブレッド・ランキング(World Thoroughbred Rankings)とは、世界の競走馬の競走成績を基にして国際競走馬格付け委員会が競走馬のレーティング(ハンディキャップ)数値を表す能力指数のことである。旧称は「ワールド・サラブレッド・レースホース・ランキング」であったが、2008年度より変更された。

ワールド・サラブレッド・ランキング歴史

元々1977年にイギリス、フランス、アイルランドの3カ国でスタートし、その後拡大されてきたレーティングをインターナショナル・クラシフィケーションと銘打っていたが、競馬の開催シーズンの分岐点が国・地域によって異なり(日本の場合は1月1日~12月31日を1年の基・終点とする)、香港、オセアニア、アラブ首長国連邦などのように発表時期の1月がシーズンの途中であるため、世界規模の統一したレーティングを出しにくいというデメリットも生じた。

そこで、2004年度の発表から年間2回(1月、8月)にそのレーティングを発表し、全世界的な競走馬のランキングを出しやすくするようになった。8月の回では主に前年8月基点-当年7月終点の国をランキング発表の対象にしている。なお、全世界上位50頭のレーティングについては1月、8月を含む年間5回程度発表される。

ワールド・サラブレッド・ランキング レーティング(ハンデ)数値の決定法

国際レーティングは毎年7月、12月(従前は12月のみ)に加盟各国のハンディキャッパーを集めて会議を開催し、その翌日に110ポンド(約50kg(キログラム)相当:1ポンドは約0.45kg相当)以上のレーティングを獲得した競走馬を発表する(なお3歳以上の牝馬は負担重量が牡馬・せん馬より減量される競走があるため、発表されたレーティングに4ポンドを加算した数値で比較するとよい)。

レーティングは2歳、3歳、4歳以上の年齢別、コース(芝、ダート)別、並びに距離別(2歳馬は距離別のカテゴリーなし)で発表される。

ワールド・サラブレッド・ランキング距離別カテゴリー

S(スプリント:Sprint=超短距離:1000m~1300m、北米・オセアニアは~1400m)
M(マイル:Mile=短距離:1301m~1899m、北米・オセアニアは1401m~)
I(インターミディエイト:Intermediate=中距離:1900m~2100m)
L(ロング:Long=長距離:2101m~2700m)
E(エクステンディッド:Extended=超長距離:2701m以上)
これらのレーティングは国際競走の格付け認定のための重要なファクターとなる。各競走4着までの入線馬の平均レーティングを基に、GIでは115、GIIは110、GIIIは105、またはそれ以上の平均レーティングが必要となっている。

ワールド・サラブレッド・ランキング歴代レーティング1位


年度 レーティング 馬名 調教国・地域 レース
2004年 130ポンド ゴーストザッパー アメリカ合衆国 ブリーダーズカップクラシック
2005年 130ポンド ハリケーンラン フランス 凱旋門賞
2006年 129ポンド インヴァソール アメリカ合衆国 ブリーダーズカップクラシック
2007年 131ポンド マンデュロ フランス プリンスオブウェールズステークス
2008年 130ポンド カーリン アメリカ合衆国 ドバイワールドカップ、スティーブンフォスターハンデキャップ
130ポンド ニューアプローチ アイルランド チャンピオンステークス
2009年 136ポンド シーザスターズ アイルランド アイリッシュチャンピオンステークス
2010年 135ポンド ハービンジャー イギリス キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス

ワールド・サラブレッド・ランキング問題

問題としてあげられるのが、どうしても欧米(特にヨーロッパ)馬偏重になってしまうことである。各国の競走馬が、たとえ自国で活躍しても、欧米のレースや、もしくは欧米の馬と戦い、そして先着しないとそれらの馬には高いレーティングを与えられないという問題がある。近年ではディープインパクトに対するレーティングをめぐり、英国の日刊競馬新聞である「レーシング・ポスト」紙が06年の世界チャンピオンをディープインパクトとした[1]。

例がある。ワールド・サラブレッド・レースホースランキングに名称を改めた2004年以降は、全体的にヨーロッパの馬のレートが下がると共に、アメリカや日本を含むその他の地域の馬が評価される傾向があり、問題はやや解消されてはいるが、依然としてこのような問題は残っている。

また、僅差で勝った馬には、勝った相手が名馬であることを除けば比較的低いレーティングを与えられることが多い。要するに、レースのペースや馬場状態などを考慮せずに、単純に千切ったかそうでないかで決められる。実際、神の馬と呼ばれたラムタラの勝ったレースは、着差がわずかなためレーティングがそれほど高いわけではない。また、ラムタラの件に関しては、オーナーが中東勢の人間であったために意図的にレーティングを低くしたのではないかと一部でささやかれた。

ワールド・サラブレッド・ランキングJPNランキング

日本では、このワールドランキングを参考に毎年1月と8月、「JPNサラブレッドランキング」(旧:JPNクラシフィケーション)が発表される。(8月は上半期分=7月までを対象)ワールドランキング数値の決定法に則って、世界各地の競走に出走して100ポンド以上の評価を得た日本調教馬(国内産、外国産問わず)、並びに国際競走などで日本の競走に出走した外国調教馬でベストの評価を得た馬がレーティングの対象となる。
なお、中央競馬会のハンデキャップ作成委員によるフリーハンデが「優駿」誌上で発表されたのは1962年度(1963年)からである。

ワールド・サラブレッド・ランキング概念

※競走馬レーティングマニアック レーティング算出の基本より許諾の上転載。

ワールド・サラブレッド・ランキング用語

フリーハンデ
ハンデ競走にハンデをつけるのとは異なり一年を通じて競走馬を重量に格付けするもの。JRA日本中央競馬会ではエクスペリメンタル・フリーハンデキャップとして1962年から格付けされるようになった。

インターナショナルクラシフィケーション
国際間で取り決めた格付け(レーティング)。この呼び方は、凱旋門賞の舞台裏で開催されたパリ会議で、「クラシフィケーション (classification) 」という言葉は、今後、世界の有力馬の格付けの公式格付表から姿を消すことが決定された。

レーティング、レイティング
評価、格付けの意味で欧州諸国で使われ、日本のフリーハンデと同義語。

アローワンス(アローアンス、アラウアンス)
「許可」の意味だが、競馬では、年齢性別出生地に応じて許される重量のことをいう。有馬記念(G1)では4歳以上57kgに対して3歳2kg減、牝馬2kg減などのアローワンスがある。

ポンド表記
1ポンド=0.453592kg、マイル1馬身=2ポンド (0.914383kg) のレーティング差は万国共通。日本国内では、フリーハンデとしてレーティングを作成してきたが、1994年に国際クラシフィケーション参加後フリーハンデとクラシフィケーションの斤量表記に誤差が生じてしまうため、別のものとして捉えられるようになった。

エージアローワンス
馬がおおよそ成長し終える5歳を基準に、4歳までの成長途上の競走馬が成馬と対戦する時には負担重量が軽減されている馬齢重量のこと。馬齢重量として2歳時から4歳まで月単位で距離別に決められており、馬齢重量戦はそれを負担重量として行われるレースで、エージアローワンスによって成長途上の若馬が古馬と対等に戦えることになる。クラシフィケーションでは2歳馬、3歳馬も古馬と同等の能力指数として扱われる。

セックスアローワンス
牡馬に対しての牝馬の斤量減。国によって減量値は異なる。日本では多くのレースが牝馬に2kgのセックスアローワンスを与えており、レーティング上では4ポンドで換算される。

ベストパフォーマンス
年間トータルクラシフィケーションには個々の馬が年間の全てのレースで発揮したレートの中から最も高いものが採用される。当然一度だけ大駆けをして他は全くの凡走というケースもあるし、極端に展開に恵まれての勝利、重馬場だけで好走といった馬もあるが、そのような事情は考慮されない。

レースレーティング
各レースの1~4着までのレーティングの平均によって当該レースのレベルを表す値。古馬のパート1(G1レース)の場合、牝馬のセックスアローワンスを加えてクラシフィケーションレートが115以上であることが条件となる。G2ではこれが5ポイント低くなり110、G3では更に5ポンド低い105となる。

負担重量に関する用語は、負担重量の記事も参照のこと。

ワールド・サラブレッド・ランキング競走馬レイティング作成の手法

レーティングは成績表にある材料のみで作成する。斤量、着差、メンバーの実績から判断するのが基本である。

着差の換算基準は、マイル1kg=1馬身=2ポンド、1ポンド=0.45kg
競馬レーティング作成時の着差とタイムの換算目安
1馬身=1秒のおよそ1/5、2馬身は1秒の3/10、6馬身は1秒に等しい。また1kg斤量が重くなると1600メートルから2000メートルの中距離で約1馬身遅くなる。短距離では半馬身、長距離では約2馬身の差をもたらす。

基準馬

レース毎のレーティングを決める場合に目安基準となる馬。時と場合によるが3着~4着馬の過去のパフォーマンスやレース結果から対戦成績による優劣を導きだす事が多い。
2011年6月19日3回中山2日目鹿野山特別、東雲賞1000万特別において98であったマコトギャラクシーをモノサシ=基準馬と算出すれば、1馬身半差先着のニシノメイゲツは3ポンド上の101になるという操作である。

重賞レースの場合も同じく2011年4月9日産経大阪杯G2の場合、 2010年マイラーズカップ113、2010年朝日チャレンジ113、2011年中山記念113、のキャプテントゥーレ58Kをモノサシ=基準馬と設定する事によりクビX3+ハナ差斤量57Kヒルノダムールは同じ113になるという操作である。

ハンデキャップ競走の歴史

1700年代の初頭、現在でいうサラブレッドの3大始祖がイギリスに入り、種牡馬として供用された頃、急速に競走馬の質が向上し、スピードが増した。18世紀の中頃には入場料をとってファンを集める観賞用のスポーツとなる。

この頃の競馬はその大部分がマッチレースであった。双方の馬主が負担重量等の条件を合意してレースは成立したが、しだいに重量に関する意見の不一致がもとで不成立が多くなり、その後自然の要求によって第三者であるハンデキャッパーが登場した。

その様子を「ポンドルール」から引用すると「ハンデキャップマッチはA、B、Cが同額の金貨を帽子の中に入れる。ハンデキャッパーであるCが、AとBとのマッチの条件を作る。AとBは手を帽子に入れ、その手を引き出して交差させる。そして同時に手を開き、AとB双方が手に金貨を持っていれば、そのマッチは成立する。

もっていないと不成立となる。この二つの場合はハンデキャッパーはすべての金貨を帽子から取り上げる。一人が金貨を持ち、他の一人が持たない場合は不成立となる。

そして金貨を持った方は、帽子の中の供託金を自分のものとする権利を得るのである」この方法からレースは大幅に進歩し、一般レースにも応用された。大競馬場での最初のハンデキャップレースは、1785年、ニューマーケットのローリーマイルコースで一流馬14頭立てで行われた。1791年、アスコットのオートランドハンデキャップには4万人が集まり、100万ドルが賭けられたといわれている。1780年に創立された、ダービー200年の歴史とともに繁栄したイギリスの競馬は、現在でもその競走のほぼ50%が有名、無名のハンデ戦として執行されている。

ハンデキャップの作成

ハンデキャップの作成は、各馬が平常負担している重量を基礎に過去の成績を参考として、強い馬に加増し、弱い馬には減量する。近年平地競走では軽量、スピード優先の考えからクラシック級や種牡馬候補の馬でも比較的軽い重量で走れるレースが増えたため、重い重量は嫌われる傾向にある。特にここ数年、60kgを超した重量を背負い、かつ良い成績を残すサラブレッドは稀にしか見られなくなっている。

そのため重量を増やすと出走を回避することにもつながる。また、軽い重量は騎手の体重の関係もあり、48kgをほぼ下限としている。

過去の競走成績と着順との着差は、ハンデ作成に当たって最も有力な資料となります。タイムと着差は各馬のスタートからゴールまでの所要タイムとゴールにおける先着馬との着差を馬身、ハナ、クビ等の長さで表示してあります。

1馬身はおよそ1秒の1/5になります。2馬身は1秒の3/10になります。6馬身は1秒に等しく、また1キロ重くなると1600~2000メートルの中距離で約1馬身遅くなり、短距離では半馬身、長距離では約2馬身の差があるとされる。たとえば「AとBが55kgで1600メートルのマッチレースを争い、双方全力を出しきった結果、AがBに1馬身1/2差をつけて勝った。この次の対戦で、AはBより57kgとBは55kgで同距離を走れば、BはAに1/2馬身先着するであろう」というのが机上の単純な計算である。

しかし1競走の成績が、そのまま能力判定の決定的資料にはならない。成績に現れる着順は、各馬の調教状態、コース、距離の適否、馬場状態、レース展開、他馬の妨害、騎乗の巧拙等によって相違するためである。ハンデキャッパーはそれらを適切に判断し、あらかじめ発表されたコース、距離のハンデキャップレースに申し込みのあった負担重量を決定する。

ワールド・サラブレッド・ランキング脚注

^ 合田直弘 「ワールドランキングへの異議」 『合田直弘 世界の競馬』、netkeiba.com、2007年1月24日(インターネット・アーカイブによるcache)

ワールド・サラブレッド・ランキング関連項目

競馬の競走格付け
国際セリ名簿基準委員会

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