京王杯2歳ステークス | 競馬予想メルマガ検証!競馬投資の極意とは?(競馬の錬金術師)

京王杯2歳ステークス

京王杯2歳ステークス

開催地	東京競馬場
施行日	2011年11月12日
施行時期	11月中旬
(原則5回東京3日目)
格付け	GII
1着賞金	3800万円
賞金総額	7200万円
距離	芝1400m
出走条件	サラブレッド系2歳(国際)(指定)
出走資格も参照
負担重量	馬齢(55kg、牝馬1kg減)
第1回施行日	1965年10月17日

京王杯2歳ステークスは、東京競馬場の芝1400mで行われる2歳馬限定の競馬の重賞(GII)競走。
正賞は京王電鉄株式会社賞。京王杯スプリングカップ同様に優勝杯を提供する京王電鉄から冠名が取られている。
京王電鉄は東京競馬場の最寄の駅である府中競馬正門前駅に乗り入れをしている鉄道会社。

京王杯2歳ステークス 概要 

1965年に京成杯3歳ステークスとして創設。当初は中山競馬場の芝1200mで施行されていたが(1968年・1975年は東京競馬場の芝1400mで施行)、1980年からは施行場が東京競馬場に移るとともに現行距離となり定着している。
1984年のグレード制施行によりGIIに格付けされた。
1998年に京王杯3歳ステークスに改称されたが、これは当競走の施行場が変更された1980年以降、京成電鉄の沿線にある中山競馬場で京王杯オータムハンデキャップ、京王帝都電鉄(1998年に社名を京王電鉄に変更)の沿線にある東京競馬場で京成杯3歳ステークスが施行されるというねじれ現象が続いていたことから、京王・京成両者の合意を得て寄贈賞を入れ替える形で行なわれたものであった。そして2001年からは馬齢表記変更に伴い、現競走名となっている。2002年は東京競馬場改修工事の影響で、かつての施行条件である中山競馬場の芝1200mで施行された。
阪神ジュベナイルフィリーズと朝日杯フューチュリティステークスの両GI競走の前哨戦に位置付けられており、旧3歳GIの位置付けが明確に分かれた1991年以降では、1996年優勝のマイネルマックス、1997年優勝のグラスワンダー、2003年優勝のコスモサンビーム、2010年優勝のグランプリボスの4頭が次走で2歳(旧3歳)GI競走を制しており、また同じく優勝馬のウメノファイバー・ブルーコンコルドものちにGI競走を優勝している。優勝馬以外からは2010年の10着馬オルフェーヴルが史上7頭目の三冠馬となっている。
出走資格は、サラブレッド系2歳のJRA所属馬(外国産馬含む、未出走馬及び未勝利馬は除く)、地方競馬所属馬(4頭まで)、及び外国調教馬(9頭まで)。
負担重量は馬齢で、牡馬・セン馬は55kg、牝馬は54kgである。
2011年度現在の総額賞金は7200万円で、1着賞金:3800万円、2着賞金:1500万円、3着賞金:950万円、4着賞金:570万円、5着賞金:380万円と定められている。

京王杯2歳ステークス 歴史 

1965年 - 3歳(現2歳)の競走馬による重賞競走として京成杯3歳ステークスが創設され、中山競馬場・芝1200mで施行された。
1968年 - 東京競馬場のスタンド増設工事に伴う振替開催により、東京競馬場・芝1400mで施行。
1975年 - 京葉労働組合の労働協議の影響による開催中止の振替開催により、東京競馬場・芝1400mで施行。
1980年 - 施行場を東京競馬場・芝1400mに変更。
1984年 - グレード制施行によりGIIに格付け。
1989年 - 混合競走に指定。
1990年 - 境勝太郎が調教師として史上初の連覇。
1995年
指定交流競走に指定され、地方所属馬は4頭まで出走可能になる(阪神ジュベナイルフィリーズ出走候補馬及び朝日杯フューチュリティステークス出走候補馬がそれぞれ2頭)。
加藤和宏が騎手として史上初の連覇。
1998年 - 京王電鉄と寄贈杯提供競走(京王杯オータムハンデキャップ)を入れ替え、京王杯3歳ステークスに名称変更。
1999年 - 蛯名正義が騎手として2人目の連覇。
2001年
馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件を「3歳」から「2歳」に変更。
競走名を京王杯2歳ステークスに変更。
2002年 - 東京競馬場の改修工事による振替開催により、中山競馬場・芝1200mで施行。
2007年 - 国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告に伴い、重賞格付け表記をJpnIIに変更。
2010年 - 国際競走に指定され、外国馬は9頭まで出走可能になる。そのため、重賞格付け表記をGIIに戻す。

京王杯2歳ステークス 歴代優勝馬

国際競走となった2010年以降は優勝馬の国旗を表記する。
回数	施行日	優勝馬	勝時計	性齢	優勝騎手	管理調教師	馬主
第1回	1965年10月17日	ハイアデス	1分12秒0	牡2	加賀武見	小西喜蔵	椎野浅五郎
第2回	1966年11月20日	メジロフレーム	1分11秒0	牡2	矢野一博	八木沢勝美	北野豊吉
第3回	1967年10月29日	ヤマトダケ	1分13秒2	牝2	嶋田功	稲葉幸夫	北條三郎
第4回	1968年10月20日	ショウゲッコウ	1分26秒0	牝2	佐藤征助	田中朋次郎	村松健一
第5回	1969年11月2日	アローエクスプレス	1分10秒7	牡2	加賀武見	高松三太	伊達秀和
第6回	1970年10月10日	スズランパス	1分10秒5	牝2	郷原洋行	西塚十勝	鈴木武二
第7回	1971年10月10日	トクザクラ	1分13秒2	牝2	田村正光	梶与四松	(有)徳間牧場
第8回	1972年10月15日	マミーブルー	1分10秒9	牝2	藤本勝彦	藤本冨良	竹内専一
第9回	1973年10月7日	カーネルシンボリ	1分13秒0	牡2	西野桂	野平省三	和田共弘
第10回	1974年10月20日	テスコガビー	1分10秒2	牝2	菅原泰夫	仲住芳雄	長島忠雄
第11回	1975年10月19日	フェアスポート	1分25秒2	牡2	嶋田潤	藤本冨良	(有)ターフ・スポート
第12回	1976年10月24日	セーヌスポート	1分12秒9	牝2	嶋田功	稲葉幸夫	(有)ターフ・スポート
第13回	1977年10月23日	タケデン	1分10秒0	牡2	岡部幸雄	鴨田次男	武市伝一
第14回	1978年10月22日	ジェットバージ	1分10秒4	牡2	郷原洋行	稗田善彦	上総興業(有)
第15回	1979年10月21日	シャダイダンサー	1分10秒1	牝2	竹原啓二	松山吉三郎	吉田善哉
第16回	1980年10月19日	タケノダイヤ	1分24秒8	牝2	中島啓之	仲住芳雄	大沢良丈
第17回	1981年11月1日	イーストボーイ	1分22秒4	牡2	根本康広	橋本輝雄	加藤久枝
第18回	1982年11月7日	ドウカンヤシマ	1分26秒3	牡2	郷原洋行	田中朋次郎	新井操
第19回	1983年11月6日	ハーディービジョン	1分25秒6	牡2	的場均	柄崎義信	鈴木健司
第20回	1984年11月4日	ダイナシュート	1分23秒6	牝2	柴田政人	矢野進	(有)社台レースホース
第21回	1985年11月3日	ダイシンフブキ	1分23秒2	牡2	菅原泰夫	柴田寛	高橋金次
第22回	1986年11月2日	ホクトヘリオス	1分23秒3	牡2	南田美知雄	中野隆良	森滋
第23回	1987年11月15日	シノクロス	1分23秒9	牝2	嶋田功	西塚十勝	福井裕
第24回	1988年11月13日	ドクタースパート	1分24秒0	牡2	的場均	柄崎孝	松岡悟
第25回	1989年11月12日	サクラサエズリ	1分22秒9	牝2	木藤隆行	境勝太郎	(株)さくらコマース
第26回	1990年11月11日	ビッグファイト	1分23秒4	牡2	小島太	境勝太郎	戸澤澄
第27回	1991年11月10日	ヤマニンミラクル	1分22秒6	牡2	田島良保	浅見国一	土井薫
第28回	1992年11月15日	マイネルキャッスル	1分23秒0	牡2	柴田善臣	河野通文	(株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
第29回	1993年11月13日	ヤマニンアビリティ	1分22秒9	牡2	横山典弘	浅見国一	土井薫
第30回	1994年11月12日	ゴーゴーナカヤマ	1分22秒0	牡2	加藤和宏	小西一男	和泉信一
第31回	1995年11月11日	アジュディケーター	1分23秒5	牝2	加藤和宏	佐藤全弘	関駿也
第32回	1996年11月9日	マイネルマックス	1分22秒9	牡2	佐藤哲三	中村均	(株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
第33回	1997年11月8日	グラスワンダー	1分21秒9	牡2	的場均	尾形充弘	半沢(有)
第34回	1998年11月14日	ウメノファイバー	1分22秒8	牝2	蛯名正義	相沢郁	梅崎敏則
第35回	1999年11月13日	ダイワカーソン	1分23秒4	牡2	蛯名正義	増沢末夫	大和商事(株)
第36回	2000年11月11日	テイエムサウスポー	1分22秒3	牡2	和田竜二	柴田光陽	竹園正繼
第37回	2001年11月10日	シベリアンメドウ	1分25秒8	牡2	後藤浩輝	堀井雅広	藤田与志男
第38回	2002年11月9日	ブルーコンコルド	1分09秒4	牡2	秋山真一郎	服部利之	(株)荻伏レーシング・クラブ
第39回	2003年11月15日	コスモサンビーム	1分21秒8	牡2	武豊	佐々木晶三	岡田美佐子
第40回	2004年11月13日	スキップジャック	1分22秒1	牡2	勝浦正樹	高橋裕	ディアレスト
第41回	2005年11月12日	デンシャミチ	1分23秒3	牡2	柴田善臣	田中章博	小田切有一
第42回	2006年11月11日	マイネルレーニア	1分22秒6	牡2	松岡正海	西園正都	(株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
第43回	2007年11月10日	アポロドルチェ	1分22秒7	牡2	後藤浩輝	堀井雅広	アポロサラブレッドクラブ
第44回	2008年11月15日	ゲットフルマークス	1分21秒6	牡2	四位洋文	岩戸孝樹	ジェイアール
第45回	2009年11月14日	エイシンアポロン	1分22秒0	牡2	池添謙一	岡田稲男	平井豊光
第46回	2010年11月13日	グランプリボス	1分21秒8	牡2	M.デムーロ	矢作芳人	(株)グランプリ
本競走からの阪神ジュベナイルフィリーズ優勝馬 [編集]
第27回から阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神3歳牝馬ステークス)の前哨戦の1競走として施行されているが1頭が同年の阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神3歳牝馬ステークス)を制覇している。
回数	馬名	性齢	着順
第29回	ヒシアマゾン	牝2	2着
京王杯2歳ステークスからの朝日杯フューチュリティステークス優勝馬
第1回から朝日杯フューチュリティステークス(朝日杯3歳ステークス)の前哨戦の1競走として施行されているが13頭が同年の朝日杯フューチュリティステークス(朝日杯3歳ステークス)を制覇している。
回数	馬名	性齢	着順
第2回	モンタサン	牡2	4着
第5回	アローエクスプレス	牡2	1着
第7回	トクザクラ	牝2	1着
第9回	ミホランザン	牡2	6着
第15回	リンドタイヨー	牡2	2着
第17回	ホクトフラッグ	牡2	2着
第19回	ハーディービジョン	牡2	1着
第21回	ダイシンフブキ	牡2	1着
第32回	マイネルマックス	牡2	1着
第33回	グラスワンダー	牡2	1着
第39回	コスモサンビーム	牡2	1着
第40回	マイネルレコルト	牡2	5着
第46回	グランプリボス	牡2	1着

もっと詳しく知りたい事や
理解できなかった事などございましたらお気軽にご連絡下さい。

お問い合わせはこちらからどうぞ

  • Yahoo!ブックマークに登録する
  • はてなブックマークに登録する
  • livedoorクリップに登録する
  • newsingブックマークに登録する
  • del.icio.usブックマークに登録する
  • ニフティクリップに登録する
  • RSSを購読する

次の記事 »
前の記事 »
トップページへ » 競馬予想メルマガ検証!競馬投資の極意とは?(競馬の錬金術師)

競馬予想メルマガ検証!競馬投資の極意とは?(競馬の錬金術師) TOP