エレーヌ | 競馬予想メルマガ検証!競馬投資の極意とは?(競馬の錬金術師)

エレーヌ

エレーヌは地方競馬に所属していた競走馬である。
デビューから約13か月の間に12競馬場で26レースに出走、年間重賞勝利数1位タイとなる8勝と2010年度GRANDAME-JAPAN3歳シーズン1位のタイトルを獲得したが、2010年9月に急死した。
エレーヌ 1歳時
1歳時に「トラックマグナ2007」の名で2度セールに出されたが、このときは買い手がつかなかった[1][2]。
エレーヌ 2歳時
ホッカイドウ競馬に所属し、2009年8月20日にデビュー。2戦目で先行抜け出しで初勝利を挙げるが、オープンクラスでは後方から差を詰めて届かない、物足りないレースが続いた。

ホッカイドウ競馬のオフシーズンに馬主間でのトレードが成立し、笠松の山中輝久厩舎に移籍。JRAのエリカ賞に遠征(7着)の後、移籍2戦目で2勝目を挙げる。

エレーヌ 3歳時
福寿草特別で再度中央に遠征で8着、園田クイーンセレクションでは直線で内によれて落馬競走中止したものの、4コーナーで楽に先頭に立つレースぶりで頭角をあらわす。その後の年明け3戦目から3か月半の間に8戦7勝、地元3歳の最強馬決定戦東海ダービーまで重賞5連勝を含む6勝で、瞬く間に東海地方のトップにのし上がった。
スプリングカップは後方から差し切り勝ち、新緑賞は先行して4コーナーで先頭に立って押し切り、留守杯日高賞は先行して直線余裕をもって抜け出すレコード勝ち、ル・プランタン賞は中団から向こう正面から3コーナーで早め先頭に立って楽勝、のじぎく賞は中団から直線だけで差し切り勝ち、東海ダービーでは後方から2周目3コーナーで先団にとりついて直線で競り勝った。このうちの留守杯日高賞、ル・プランタン賞、のじぎく賞はGRANDAME-JAPAN3歳シーズンの対象レースで、これらを勝ったことで3歳シーズン初代女王に輝いた。

古馬との初対決となったムーンストーンオープンは逃げ切りを許して3着、全国から一流馬が揃った3歳馬最強決定戦のジャパンダートダービーは中団後方のまま10着に敗れた。読売レディス杯は後方から3コーナーで先団にとりつくも3着まで。

東海クイーンカップは中団後方から4コーナーで進出して格の違う末脚で完勝、兵庫サマークイーン賞は2周目3コーナーで先頭に立って押し切り、重賞を2連勝した。ビューチフル・ドリーマーカップは終始先行するも逃げたマイネベリンダをとらえきれず2着だった。

そしてホッカイドウ競馬への凱旋レースとなったノースクイーンカップは、離れた最後方2番手から向こう正面でズルズルと後退、直線に入るころには大差の最後方になってしまう。結局勝ち馬から9.2秒も離されての殿負けを喫してしまった。

その後笠松へ帰厩するが、9月25日未明に心不全で死亡した。後日、GRANDAME-JAPAN古馬シーズンにおいて、1位のキーポケットと同ポイントの2位となった[4]。

エレーヌ 過密なスケジュールについて
地方の下級条件馬並みのレース間隔で全国を飛びまわる過密なスケジュールに影響したとされるのがGRANDAME-JAPANのレーススケジュールである。2010年の3歳シーズンは対象の6レースが、同じく古馬シーズンは対象の7レースが、いずれも3か月の間に全国各地の競馬場で行われている。
エレーヌのキャリアの中でも特に短いレース間隔となった、留守杯日高賞(水沢)→ル・プランタン賞(佐賀)の中5日、兵庫サマークイーン賞(園田)→ビューチフル・ドリーマーカップ(水沢)の中4日は、いずれもGRANDAME-JAPANの対象レースである。エレーヌはGRANDAME-JAPANのうち、3〜6月に行われる3歳シーズン、7〜10月に行われる古馬シーズンのどちらもタイトルを狙って出走していたため、長期にわたって過密なスケジュールが続く一因となった。

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